4回の大塚です。
9月25日に3回の鈴木と神大の飛田さん、岐大同期の野間の4人で自家用操縦士実地試験を受けました!
結果は晴れて4人とも合格でした!
実は最初は6月に受験予定だったのですが、8月に延期になり、そして9月に延期になり、そこで飛田さんが合流しての受験ということになりました。
受験延期で苦しい時期が長かったですが、受験同期で励ましあったり、一緒に勉強したりして、なんとか乗り切ることができました。
試験官は後藤試験官で何度か東海関西地区に来たことがある方で、厳しくはないという前評判でしたが、実際にどんな方かわからない試験前日までは緊張してはみんなと話して落ち着いての繰り返しでした。
試験当日になり、試験官との顔合わせでの印象は全く威圧感のない優しそうな方で、「みなさんよく勉強してらっしゃると思うので、楽しんで試験を受けてください」と言ってくださり、落ち着いて試験を受けることができました。
試験は2人ずつ呼び出され、資格確認→出発前の確認→オーラルという形で進みました。
自分は前半の2人で、いきなり出発前の確認をするとは思っておらず、気象情報の準備ができていなかったのですが、それ以外の出発前の確認はしてしまうということになりました。
出発前の確認は項目を2人で交互に分担し、その中で時折質問もされながら進んでいきました。”ト"の項目では、TCD、TNについていくつか質問されましたが、ここは小林教官にしていただいた模擬試験でよく勉強していたところだったので自信を持って答えることができ、とてもありがたかったです。
また、非常信号灯はどんなものを入れているか、このNOTAMを読んでください、などが聞かれ、ちゃんと事前に見ていて助かったーという場面が多かったです。
そして口述試験に移りましたが、本当に基本的な質問が聞かれることが多かったです。
ただ裏を返せば絶対に落とせない質問ばかりで、答え方にも気をつける必要がありました。
自分は「有視界飛行方式とはなんですか?」と聞かれ、法律上の「計器飛行法式以外の飛行方式です」とだけ答えたら、計器飛行法式をどんどん掘られかけたので、ちゃんと「目視を行いパイロット自身の責任で操縦、衝突予防を行う」というところまで答えるようにしましょう。笑
また出発前の打ち合わせの内容についてもいくつか質問されました。自分がちょうど出発前の打ち合わせの司会だったのでしっかり答えられてよかってです。
そして口述も終わり、後半2人とバトンタッチしました。口述が終わり一安心な反面、フライトにそこまでの自信がなかったため、フライトでミスれないという緊張もあり、極限状態でした。
なんとか落ち着きながら気象情報をまとめて万全の準備をしつつ待機していると、後半2人も口述が無事終わり、気象情報は4人で昼食後に行いその足でランウェイに行くということになりました。
気象情報でもそれぞれ質問され、CAVOKを知っているかの質問もされました。CAVOKは準備合宿で一番と言っていいほど流行っていた言葉で、流石に試験では聞かれないだろと思っていたらまさか聞かれてびっくりしました。(ちゃんと答えられました)
そしてついにランウェイに行き、積載物の安全性、観点望気、出発前の打ち合わせを行い、とうとうフライトが始まりました。
1人目は野間で離脱高度が高く、1回のフライトで全ての科目を終えて、綺麗に指定地に着陸してきました。
2人目は自分でしたが、もう緊張もマックスの状態で機外点検、機内点検をして、キャノピーを閉めようとしたとき、ちょうど飛行機の音が聞こえ、踏みとどまって待機することができました。これは準備合宿の練習フライトでちょうどヘリと被った苦い経験がいきました。
そして音が遠くなり、出発準備をかけましたが、もうそこからはほとんど本能で操縦していていままでの練習フライトでしてきたことをするのみでした。離脱高度が野間より低くこれは2発いるかと思いましたが、失速、スローフライトで少しプラスがあり、ランウェイハーフ横でまだ高度があったので急旋回も入れられてなんとか1発に全科目を収めることができました。
着陸は風が強めで思ったより落ちてショート側のふはんのギリギリに接着し、どうなるかハラハラでしたが、着陸後の機外点検の後に試験官に「お疲れ様でした」と言われ、ひとまずこれで終わりかと緊張から解放。そして残り2人のフライトも終わり、宿舎へ。
勉強部屋で待機中、宮地さんは結果はもうわかりきっとるとおっしゃっていましたが、正式に言い渡されるまでは一抹の不安が残ります。
そして4人まとめて試験官に呼ばれ、結果発表。無事全員合格で、自分が合格だと言われた時は長い勉強期間が報われたようでなにより嬉しく、また全ての緊張がとけてホッとしました。
受験同期が一緒にいたから乗り越えられたと思います、ありがとうございました。苦しい場面や楽しい場面(笑)もありましたが、一生忘れない良い思い出になりました。
また数えきれないサポートをしてくれた教官方、先輩、同期、後輩には感謝してもしきれません、本当にありがとうございました。
ここからが本当のスタートという気持ちで、いろんな経験を積んで一流のパイロットになれるよう精進します!
2023年10月12日
9月自家用実地試験レポート
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 17:02| Comment(0)
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2023年09月11日
滝川サマトレレポートby大塚
お久しぶりです。4回の大塚です。
9/3〜9/8の期間、滝川スカイパークのサマートレーニングに参加させていただきました。
天候は幸いに1週間恵まれ、一時雨が降ることもありましたが、全日フライトでき、かつソアリングコンディションにもなり、気温も過ごしやすく、北海道の良さをしみじみと感じました。
まず、1つ目の成果として2日目にアクロ機のFOXに乗り、フルスピンの経験をすることができました。
全国大会の経歴に必要ということで、機体をリクエストしたのですが、それ以上に教官から、スピン初動とフルスピンの違い、それぞれからの回復操作の違いを学科の上実際のフライトで経験させてもらい、いままで知識だけであったスピンへの理解が深まり、凄く良い経験となりました。
また、2つ目の成果として5日目に初ATソロに出ることができました。
それまではATの経験は福井空港での9発のみでしたが、滝川にきて10発以上ATの経験を積み、結果的に初ATソロにでることができました。
こんなに集中してATフライトをすることはなかったので、自分でもかなり上達できたと思いますし、これまたいい経験になりました。
そしてなんといっても一番の成果は、16発8時間のフライトの中でソアリング技術をみっちりと叩き込んでいただけたことです。
この期間にざっと千旋転はしたと思いますし、その中でいかに滑らさないことが大切か、ハイバンク、ハイレートでのロールインの練習を今までになかった密度ですることができました。
また、ただサーマルで上がるという技術だけでなく、どこにサーマルがありそうなのか、なにがそれを教えてくれるのか、次のサーマルをどのように見つければいいのか、などなどを雲と風の筆者直々にフライトで教えていただき、目から鱗の話ばかりでした。
そして、ATでは自分が連れて行ってもらいたい場所を無線でリクエストするのですが、ランウェイから5km-8kmで離脱することも多く、すりばちを考えながらランウェイから遠くを飛行する癖をつけられたことも非常にいい経験となりました。
滝川に行き、たくさんのレジェンドパイロットのお話や技術を目の当たりにしてグライダーの奥深さを見せつけられ、今までで一番グライダーを長く続けていきたいなと思いましたし、本当に滝川に行って良かったなと思います。
またフライト以外でも日大生、立教生、九工生とも仲良くなっていろんな話を出来たのも良かったです。
そして、一つ前のサマトレと入れ違いになってしまったのですが、なんとOBの岸本さんから松尾ジンギスカンの差し入れがあり、ご馳走になりました。本当に美味しかったですし、まさかのメロンのデザートまでついてきて感激しました。本当にありがとうございました。
↑サマトレ参加の参考になれば幸いです
9/3〜9/8の期間、滝川スカイパークのサマートレーニングに参加させていただきました。
天候は幸いに1週間恵まれ、一時雨が降ることもありましたが、全日フライトでき、かつソアリングコンディションにもなり、気温も過ごしやすく、北海道の良さをしみじみと感じました。
まず、1つ目の成果として2日目にアクロ機のFOXに乗り、フルスピンの経験をすることができました。
全国大会の経歴に必要ということで、機体をリクエストしたのですが、それ以上に教官から、スピン初動とフルスピンの違い、それぞれからの回復操作の違いを学科の上実際のフライトで経験させてもらい、いままで知識だけであったスピンへの理解が深まり、凄く良い経験となりました。
また、2つ目の成果として5日目に初ATソロに出ることができました。
それまではATの経験は福井空港での9発のみでしたが、滝川にきて10発以上ATの経験を積み、結果的に初ATソロにでることができました。
こんなに集中してATフライトをすることはなかったので、自分でもかなり上達できたと思いますし、これまたいい経験になりました。
そしてなんといっても一番の成果は、16発8時間のフライトの中でソアリング技術をみっちりと叩き込んでいただけたことです。
この期間にざっと千旋転はしたと思いますし、その中でいかに滑らさないことが大切か、ハイバンク、ハイレートでのロールインの練習を今までになかった密度ですることができました。
また、ただサーマルで上がるという技術だけでなく、どこにサーマルがありそうなのか、なにがそれを教えてくれるのか、次のサーマルをどのように見つければいいのか、などなどを雲と風の筆者直々にフライトで教えていただき、目から鱗の話ばかりでした。
そして、ATでは自分が連れて行ってもらいたい場所を無線でリクエストするのですが、ランウェイから5km-8kmで離脱することも多く、すりばちを考えながらランウェイから遠くを飛行する癖をつけられたことも非常にいい経験となりました。
滝川に行き、たくさんのレジェンドパイロットのお話や技術を目の当たりにしてグライダーの奥深さを見せつけられ、今までで一番グライダーを長く続けていきたいなと思いましたし、本当に滝川に行って良かったなと思います。
またフライト以外でも日大生、立教生、九工生とも仲良くなっていろんな話を出来たのも良かったです。
そして、一つ前のサマトレと入れ違いになってしまったのですが、なんとOBの岸本さんから松尾ジンギスカンの差し入れがあり、ご馳走になりました。本当に美味しかったですし、まさかのメロンのデザートまでついてきて感激しました。本当にありがとうございました。
↑サマトレ参加の参考になれば幸いです
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 22:39| Comment(0)
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2023年07月19日
対面グラスク感想集!
コロナが明けて初めてのグラスクが開催されました!
初々しい1回生ズの感想を聞いてみましょう!
松島
先輩たちがどれ程努力して係りの仕事を手に入れたのかそして操縦技術を身に着けたのかがよく分かった。またたくさんの大人たちによって金銭面関係なく僕らは支えられていることも知って身が引き締まる思いがした。その後のレクリエーション会でほかの大学のグライダー部の事情が知ったり、他大学の部員と知り合いになり外参をする時や合同で合宿をするときが楽しみになった。
鈴木
講演会での今後の活動のお話を聞いて4年間活動していく実感が湧きました。普段なら合宿でしか会えない他大の1回生と交流出来て楽しかったです。もう少し多くの1回生と話せたら良かったなと思います。
杣
今回のグラスクはこれから始まるグライダー人生の期待が高まるような会でした。辻井教官のプレゼンでは今後四年の目標を決める素晴らしい機会でした。僕の目標は「京大ディスカスに乗ること」にしました。後半の交流会では同じ下の名前の同期がいてとても嬉しかったです。今回を機にさらにグライダーを頑張りたいと思いました。
大野
写真がたくさんあって実際の活動のイメージがつきやすかったし、写真から楽しそうな感じが伝わってきました。たった4年間しかないKUGCの活動の中で、自分が達成したいことを決めることでいつまでも目標を持って飛び続けられるのがすごくモチベーションに繋がると思うしより頑張りたいなと思えました。
高田
福井合宿でいっしょだったKGの方に出会えて楽しかった。今回出会った方とも今後の合宿で会えると嬉しい。
松浦
初めてブログに登場します、文学部1回の松浦です。グライダー部の特性上合宿で他大と関わる機会が多いので、今回他大の新入生たちと交流することができてよかったです!
田村
憧れの辻井教官の講演を聞く事ができました!感激!感謝!とても嬉しいです!辻井教官の講演では、これからグライダー部として楽しく活動するために必須となる計画表を作る貴重な体験ができました。非常に有意義だったと思います。また今後関わるであろう他大同期の人たちとの交流も盛り上がりとても楽しかったです!とても先の話ですが、将来、教官になって講演する側として参加したいと思いました!
藤井
辻井教官に講演で、今後のグライダー部での活動をより有意義で楽しいものにしていくために重要なことを教えていただき、今後の具体的な目標を立てることができました。
他大の学生との交流も深まり、とても良い機会となりました。
高内
グラスクに参加して、グライダー部の活動の全体像を再度把握することができた。各月ごとの発数計画や、係取得などの短期目標を具体的に立てられて本当に良かったと思う。今後自分がグライダーにできるだけ長く関わり続けられるように、自分のペースでしっかりとグライダー部の活動に打ち込もうと思った。
初々しい1回生ズの感想を聞いてみましょう!
松島
先輩たちがどれ程努力して係りの仕事を手に入れたのかそして操縦技術を身に着けたのかがよく分かった。またたくさんの大人たちによって金銭面関係なく僕らは支えられていることも知って身が引き締まる思いがした。その後のレクリエーション会でほかの大学のグライダー部の事情が知ったり、他大学の部員と知り合いになり外参をする時や合同で合宿をするときが楽しみになった。
鈴木
講演会での今後の活動のお話を聞いて4年間活動していく実感が湧きました。普段なら合宿でしか会えない他大の1回生と交流出来て楽しかったです。もう少し多くの1回生と話せたら良かったなと思います。
杣
今回のグラスクはこれから始まるグライダー人生の期待が高まるような会でした。辻井教官のプレゼンでは今後四年の目標を決める素晴らしい機会でした。僕の目標は「京大ディスカスに乗ること」にしました。後半の交流会では同じ下の名前の同期がいてとても嬉しかったです。今回を機にさらにグライダーを頑張りたいと思いました。
大野
写真がたくさんあって実際の活動のイメージがつきやすかったし、写真から楽しそうな感じが伝わってきました。たった4年間しかないKUGCの活動の中で、自分が達成したいことを決めることでいつまでも目標を持って飛び続けられるのがすごくモチベーションに繋がると思うしより頑張りたいなと思えました。
高田
福井合宿でいっしょだったKGの方に出会えて楽しかった。今回出会った方とも今後の合宿で会えると嬉しい。
松浦
初めてブログに登場します、文学部1回の松浦です。グライダー部の特性上合宿で他大と関わる機会が多いので、今回他大の新入生たちと交流することができてよかったです!
田村
憧れの辻井教官の講演を聞く事ができました!感激!感謝!とても嬉しいです!辻井教官の講演では、これからグライダー部として楽しく活動するために必須となる計画表を作る貴重な体験ができました。非常に有意義だったと思います。また今後関わるであろう他大同期の人たちとの交流も盛り上がりとても楽しかったです!とても先の話ですが、将来、教官になって講演する側として参加したいと思いました!
藤井
辻井教官に講演で、今後のグライダー部での活動をより有意義で楽しいものにしていくために重要なことを教えていただき、今後の具体的な目標を立てることができました。
他大の学生との交流も深まり、とても良い機会となりました。
高内
グラスクに参加して、グライダー部の活動の全体像を再度把握することができた。各月ごとの発数計画や、係取得などの短期目標を具体的に立てられて本当に良かったと思う。今後自分がグライダーにできるだけ長く関わり続けられるように、自分のペースでしっかりとグライダー部の活動に打ち込もうと思った。
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 22:47| Comment(0)
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2023年05月27日
グライダー世界ってすごい
こんにちは、4回の坂本です。
先日OBさんのお誘いで、関宿滑空場にお邪魔させていただきました。
GW真っ只中ということもあり、20機に迫る機体数、70人オーバーの参加人数という文字通り桁違いの運行に度肝を抜かれました。普段はここまで多くなることはないそうですが、それでもこの数を抱えられるキャパシティがあることに驚きを隠せませんでした。
当日は2日とも条件が良く、一時地上から機体が居なくなることもあり、多くの人が"グライダーを楽しんでいる"様が見れたのは非常に良い収穫でした。
また機会があればお邪魔させていただきたいと思います。
今回は機会を下さりありがとうございました。
3回の松谷です。
この度、OBの皆様にお会いするために関宿滑空場にお邪魔させていただきました。
関宿滑空場には3月の七大戦以来2度目の訪問となりました。訪問日には各クラブや大学のメンバー総勢70名ほどが参加し、曳航機2機を含め19機(!)の機体がラインナップされており、規模の大きさに改めて圧倒されました!
お昼頃にはそれらの機体もほとんどが出払って、あちこちでガグルを組んでいる光景が繰り広げられていました!しかし普段関宿で呼ばれている方によるとこれでもまだまだ条件は不発とのこと。羨ましい限りです...。
今回は見学という形での参加となりましたが、お声掛け下さったOBの皆様にはこの場を借りて感謝の言葉を申し上げたいと思います。貴重な機会を下さりありがとうございました。
また機会がありましたら滑空場にてお会いしたく思います。
こんにちは、3回の若林です。
自分はフライト会一日目のみの参加でしたが、OBの方たちと気軽にお話することが出来、とても充実した時間を過ごすことができました。
GWということもあって、他団体を含め60,70人ものグライダー乗りが集まり、関西では見られない機体や十数台ものハウトレが並ぶ姿を見てとても刺激を受けました。
昼過ぎに条件が出てきたときには、地上にいた10機ほどが一斉に滞空し、これが関宿のパワーか、と驚きました。なおこの時はすこぶる良い時ではなかったとのことだそうで...関宿恐るべし。
今回私たち現役生が楽しめたのは、OBの方たちのご尽力のおかげです。また参加したいと思います!
お世話になっております。2回の中嶋です。
OBフライト会ということで七大戦以来久しぶりに関宿にお邪魔させていただきました。
七大戦の時とはガラッと変わり様々なクラブの様々な機体がラインナップされ見てるだけでワクワクしました。ですがDDがやはり一番カッコイイですね。これだけは譲れません。今後もこのような機会を設けられるよう部員として頑張っていきますので応援よろしくお願いします!
こんにちは!2回の深尾です。
OBフライト会、普段の世界とは別世界に来たようでした。
初日朝にR/Wに行った際のハウトレの数、R/Wの端から端まで数えることも難しいくらいハウトレがずらりと並んでいて目を見張りました。
条件も爆上げで20機近くいた機体がほとんど飛びに行ってしまい、5,6機でガグルを組む様はあぁ、これが本当のグライダーの世界なんだと感銘を受けました。いつか僕もこのような大きな滑空場で永遠に滞空できるような技量を身につけれるよう精進していきたいです。
お邪魔させて頂きありがとうございました!
先日OBさんのお誘いで、関宿滑空場にお邪魔させていただきました。
GW真っ只中ということもあり、20機に迫る機体数、70人オーバーの参加人数という文字通り桁違いの運行に度肝を抜かれました。普段はここまで多くなることはないそうですが、それでもこの数を抱えられるキャパシティがあることに驚きを隠せませんでした。
当日は2日とも条件が良く、一時地上から機体が居なくなることもあり、多くの人が"グライダーを楽しんでいる"様が見れたのは非常に良い収穫でした。
また機会があればお邪魔させていただきたいと思います。
今回は機会を下さりありがとうございました。
3回の松谷です。
この度、OBの皆様にお会いするために関宿滑空場にお邪魔させていただきました。
関宿滑空場には3月の七大戦以来2度目の訪問となりました。訪問日には各クラブや大学のメンバー総勢70名ほどが参加し、曳航機2機を含め19機(!)の機体がラインナップされており、規模の大きさに改めて圧倒されました!
お昼頃にはそれらの機体もほとんどが出払って、あちこちでガグルを組んでいる光景が繰り広げられていました!しかし普段関宿で呼ばれている方によるとこれでもまだまだ条件は不発とのこと。羨ましい限りです...。
今回は見学という形での参加となりましたが、お声掛け下さったOBの皆様にはこの場を借りて感謝の言葉を申し上げたいと思います。貴重な機会を下さりありがとうございました。
また機会がありましたら滑空場にてお会いしたく思います。
こんにちは、3回の若林です。
自分はフライト会一日目のみの参加でしたが、OBの方たちと気軽にお話することが出来、とても充実した時間を過ごすことができました。
GWということもあって、他団体を含め60,70人ものグライダー乗りが集まり、関西では見られない機体や十数台ものハウトレが並ぶ姿を見てとても刺激を受けました。
昼過ぎに条件が出てきたときには、地上にいた10機ほどが一斉に滞空し、これが関宿のパワーか、と驚きました。なおこの時はすこぶる良い時ではなかったとのことだそうで...関宿恐るべし。
今回私たち現役生が楽しめたのは、OBの方たちのご尽力のおかげです。また参加したいと思います!
お世話になっております。2回の中嶋です。
OBフライト会ということで七大戦以来久しぶりに関宿にお邪魔させていただきました。
七大戦の時とはガラッと変わり様々なクラブの様々な機体がラインナップされ見てるだけでワクワクしました。ですがDDがやはり一番カッコイイですね。これだけは譲れません。今後もこのような機会を設けられるよう部員として頑張っていきますので応援よろしくお願いします!
こんにちは!2回の深尾です。
OBフライト会、普段の世界とは別世界に来たようでした。
初日朝にR/Wに行った際のハウトレの数、R/Wの端から端まで数えることも難しいくらいハウトレがずらりと並んでいて目を見張りました。
条件も爆上げで20機近くいた機体がほとんど飛びに行ってしまい、5,6機でガグルを組む様はあぁ、これが本当のグライダーの世界なんだと感銘を受けました。いつか僕もこのような大きな滑空場で永遠に滞空できるような技量を身につけれるよう精進していきたいです。
お邪魔させて頂きありがとうございました!
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 15:02| Comment(0)
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2023年04月27日
4月イースター合宿
こんにちは、4回の長坂です。エッセイ課題を終え、留学も残すところあとテスト1つになりました。今回は、イースター休暇で受講した4月3日から7日の5日間、Scottish Gliding CentreでIntensive Gliding Courseについてお伝えしたいと思います。
このコースは留学先の部の活動ではなく、個人で申し込んだものでした。いつもの滑空場とはいえ、初めて一人で行くのは緊張します。ドキドキしながら朝のミーティングを待っているとぞくぞくと緑色の服の集団が登場。イングランドのノッティンガム大学が毎年恒例のイースター合宿に来ていました。平日は会員の地元のおじさんも少ないので、事実上の京大ノッティンガム大合同合宿の開幕です。
↑ノッティンガム大のホーム・Cranwellから5時間牽引で運んできたノッティンガム大の機体NUGC。Cranwellは平坦で木曽川・大野のようにサーマルで滞空することが多いそう。滑空場の隣に空軍基地があるため、土日しか訓練はできないとか。
Intensive Gliding Courseはオールインクルーシブなうえに、教官も機体も私専属という夢のようなコースです。一日に何発も飛べるので離陸の精度をあげ、場周〜着陸を習得したい私にぴったりでした。最初の二日は曳航中の見張りや、フレアの引き起こしが頭で理解しても操縦に反映させることができず、火曜日は納得できないフライトで終わりました。
いい感覚をつかみたかった水曜は雲底が低く、発航はなし。シミュレーターでノッティンガム大の子たちと練習です。悩んでいたフレアをシミュレーターできれいにできたとき、ノッティンガム大の子たちが拍手でお祝いしてくれたのがとても嬉しかったです。午後は教官とノッティンガム大の子たちと私でゴーカートをした後、みんなで夜ご飯を食べました。そこでお互いの滑空場の情報交換で一番驚かれたのは、「東海関西では6時起きで毎日機体を組みばらしすること」で、一番笑いがとれたのは「イギリスグライダー界で一番驚いたのはフライト前日にみんながお酒を飲むこと」といった瞬間です。(あとからわかったことですが、夕食中みんながお酒を飲んでいるときにいったのがブラックジョークとして働いたようです。)グライダー異文化交流を通して、みんなと仲良くなれて嬉しかったです。
↑ゴーカート場にて
水曜に飛べなかったのが悪い感覚をリセットしてくれたのか、木曜からは1発ごとにうまくなっていくような幸せな二日間でした。木曜はサーマル・リッジ・ウェーブのすべてが出ている夢のような日で、初の1時間超えフライトができました!1時間以上のフライト2発のおかげでたった1日で3時間以上飛行時間がたまりました。幸せです。金曜には離陸は文句なしとイギリス版初ソロチェックシートにサインをもらい、判断・操縦をすべて自分で行うフライトができるようになりました。ノッティンガム大の子が私のいいフライトのあとはサムアップしてくれたり、最初のアウェイな感じが噓のように京大合宿のような心地よさでした。
↑教官ロンと。ノッティンガム大の主将アダムくん撮影。アダムくんはグライダーインスタグラマーでグライダーの素敵な写真と動画をたくさん投稿しています。東海関西の先輩がアダムくんの投稿にいいねをしているのを見つけて驚きました。
グライダー漬けの1週間はノッティンガム大との交流も含め本当に充実したものになりました(4日間で25発、6時間以上飛びました)。渡航当初、平均して月に1回1発しか飛べず、技量の向上ではなく維持が限界かなぁと落ち込んでいたのに、まさかこんなに上達できるとは!教官とお別れの時に、「日本で初ソロ出たら連絡してね」と言ってもらえた時に、嬉しさと寂しさで泣きそうになりました。本当にいってよかったです。
6月初旬で帰国しますが、テストの関係でイギリスで飛ぶのは4月が最後になってしまうような気がしています。練許のことを考えると次に飛べるのは最短でも8月。せっかく感覚をつかみ始めたのに間があいてしまうのはもどかしいですが、学科、イメトレなどできることをしていきたいと思います。もし、万が一イギリスでもう一度帰国前に飛べたらまたご報告します。
このコースは留学先の部の活動ではなく、個人で申し込んだものでした。いつもの滑空場とはいえ、初めて一人で行くのは緊張します。ドキドキしながら朝のミーティングを待っているとぞくぞくと緑色の服の集団が登場。イングランドのノッティンガム大学が毎年恒例のイースター合宿に来ていました。平日は会員の地元のおじさんも少ないので、事実上の京大ノッティンガム大合同合宿の開幕です。
↑ノッティンガム大のホーム・Cranwellから5時間牽引で運んできたノッティンガム大の機体NUGC。Cranwellは平坦で木曽川・大野のようにサーマルで滞空することが多いそう。滑空場の隣に空軍基地があるため、土日しか訓練はできないとか。
Intensive Gliding Courseはオールインクルーシブなうえに、教官も機体も私専属という夢のようなコースです。一日に何発も飛べるので離陸の精度をあげ、場周〜着陸を習得したい私にぴったりでした。最初の二日は曳航中の見張りや、フレアの引き起こしが頭で理解しても操縦に反映させることができず、火曜日は納得できないフライトで終わりました。
いい感覚をつかみたかった水曜は雲底が低く、発航はなし。シミュレーターでノッティンガム大の子たちと練習です。悩んでいたフレアをシミュレーターできれいにできたとき、ノッティンガム大の子たちが拍手でお祝いしてくれたのがとても嬉しかったです。午後は教官とノッティンガム大の子たちと私でゴーカートをした後、みんなで夜ご飯を食べました。そこでお互いの滑空場の情報交換で一番驚かれたのは、「東海関西では6時起きで毎日機体を組みばらしすること」で、一番笑いがとれたのは「イギリスグライダー界で一番驚いたのはフライト前日にみんながお酒を飲むこと」といった瞬間です。(あとからわかったことですが、夕食中みんながお酒を飲んでいるときにいったのがブラックジョークとして働いたようです。)グライダー異文化交流を通して、みんなと仲良くなれて嬉しかったです。
↑ゴーカート場にて
水曜に飛べなかったのが悪い感覚をリセットしてくれたのか、木曜からは1発ごとにうまくなっていくような幸せな二日間でした。木曜はサーマル・リッジ・ウェーブのすべてが出ている夢のような日で、初の1時間超えフライトができました!1時間以上のフライト2発のおかげでたった1日で3時間以上飛行時間がたまりました。幸せです。金曜には離陸は文句なしとイギリス版初ソロチェックシートにサインをもらい、判断・操縦をすべて自分で行うフライトができるようになりました。ノッティンガム大の子が私のいいフライトのあとはサムアップしてくれたり、最初のアウェイな感じが噓のように京大合宿のような心地よさでした。
↑教官ロンと。ノッティンガム大の主将アダムくん撮影。アダムくんはグライダーインスタグラマーでグライダーの素敵な写真と動画をたくさん投稿しています。東海関西の先輩がアダムくんの投稿にいいねをしているのを見つけて驚きました。
グライダー漬けの1週間はノッティンガム大との交流も含め本当に充実したものになりました(4日間で25発、6時間以上飛びました)。渡航当初、平均して月に1回1発しか飛べず、技量の向上ではなく維持が限界かなぁと落ち込んでいたのに、まさかこんなに上達できるとは!教官とお別れの時に、「日本で初ソロ出たら連絡してね」と言ってもらえた時に、嬉しさと寂しさで泣きそうになりました。本当にいってよかったです。
6月初旬で帰国しますが、テストの関係でイギリスで飛ぶのは4月が最後になってしまうような気がしています。練許のことを考えると次に飛べるのは最短でも8月。せっかく感覚をつかみ始めたのに間があいてしまうのはもどかしいですが、学科、イメトレなどできることをしていきたいと思います。もし、万が一イギリスでもう一度帰国前に飛べたらまたご報告します。
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 09:11| Comment(0)
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