2022年09月13日

久住山岳滑翔大会レポートpart1

はじめまして!ブログを書くのは初めての2回石川です。先日、大分県は久住滑空場にて開催されました第40回久住山岳滑翔大会について記させていただきたいと思います。

 

さて、まず声を大にして言いたいことというのが、この久住山滑、非常に楽しかったです。初めての滑空場でのフライトに始まり、大分観光や九州の美味しいごはん、そして何より普段の訓練では出会わない全国各地の学生との交流など、とても貴重な経験をさせていただきました。

 

大会期間中にリアルタイムでTwitterに写真を投稿していたのを見られていたOB/OG様方や他大航空部員もいられるでしょうが、締めとしてブログに日記形式の記録をまとめようと思います。

 

 

Day 0 フェリー移動

東海関西地区の学生は、例年神戸港から福岡・新門司港へ阪急フェリーのお世話になっています。一昨年新造されたというピカピカのフェリーで九州へ向かいました。まだ九州についてすらいないというのに、最高に楽しかったです。僕自身フェリーでの移動は初めてだったのですが、幸いにも酔うことなく、船内探検やら貸し切りとなった船室で大会規則の予習をするなどして過ごしました。

神戸港フェリーターミナルにはKG大野さん(右から3番目)が差し入れのウイダーinゼリーとともに見送りに来てくださいました。しかしこのときからみんな笑顔ですね。普段は揖斐川か木曽川の河川敷でしか飛んでない我々がようやく岐阜以外の空で飛べるということで胸が踊っています。

新造のフェリーということもあり船内はとてもきれいでした。写真は船内にある売店です。フェリーで一晩過ごすのに必要なものは一通り揃います。ええ、一通り。

夜ご飯は船内の食堂で食べました。京大のカフェテリアルネよりも二周り多い品数と二周り高い値段に若干ビビりつつも、僕は油淋鶏定食を食べました。うめぇ。

明石の街とライトアップされている明石海峡大橋です。淡路島には日帰りで遊びにいくことも多いですが、海の上から見る明石海峡大橋も良いですね。

みんな楽しそう。

 

 

Day 1 久住到着

翌朝は宿舎でもないのに6時起床を決め、朝風呂に入りました。人権を感じます。九州へ上陸したあとは小倉駅から特急ソニックで大分へ。振り子式車両で若干酔いました(睡眠不足が原因ではない)。到着してからは駅前のラーメン屋に入り本場とんこつラーメンをいただきました。

大分駅ビルと阪大小山です。楽しそう。

唐突な飯テロをお送りしております。学生街である京都もかなりのラーメン激戦区ですが、九州のとんこつラーメンは別格でした。濃厚なスープに絡む細麺と高菜漬けの組み合わせが最高です。

 

なんて寄り道をしつつようやく久住へ。最寄りの駅まで西部地区の方々がお迎えに来てくださいました。今回のサブピ・九工大3回の山下さんに「2回の下山です」なんて訳のわからん冗談をかまされながらも、山道を進みます。木曽川までの道中には田んぼしかありませんが、久住の山道も中々に森だらけです。そんなこんなで

滑空場へ到着!!!

 

話には聞いていましたが、まずR/Wが斜面なことに驚きます。こんなところでグライダーが離着陸するのか。久住滑空場の歴史を西部地区の方に教わり(後輩の皆さんはぜひ来年話を聞きに行ってください)、しかもサーマルのありそうな空模様にワクワクしながら、次に向かったのは温泉です。

 

久住では毎晩温泉に入るのですが、というのもそもそも宿舎にお風呂がありません。普段の訓練から複数の温泉をローテーションしているそうです。なんてこったい。

 

Part2に続く

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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 23:29| Comment(0) | 大会

2021年11月01日

東海関西記録会後半 最終日 & ウインチマン認定報告

お久しぶりです、グライダー部4回の辻井です。

本日は前半10/23-25,後半10/29-31の計6日間にわたる東海関西記録会の最終日でした。

最終日、天気予報では1日曇り、ランウェイに出ても朝から曇っており条件は期待できないと思われました。
そのため条件が出るまでは記録会は行わず訓練フライトとなりました。

しかし、その日になってみないと分からないのが天気というもの。雲はだんだん晴れていき、11時頃には快晴に!
滞空する機体もちらほらとおりましたが、競技開始を待たずして昼過ぎに撤収となりました。総発数32発。

私も1発飛び、確かに空気の対流はありましたが滞空とはなりませんでした。

6日間の記録会の結果は以下のようになりました。

1位 浅野翔大(同志社3年) 770点
2位 山本航生(大阪4年)385点
3位 愛甲剛琉(立命館3年)27点
4位 瀬理智哉(立命館4年)25点
5位 天野開(大阪府立4年)19点
6位 満田龍一(大阪2年) 1点

残念ながら、今年度は京大参加者は得点フライトとはなりませんでした…。
条件にあまり恵まれない6日間だったので、仕方ないかと思います。

次の大会は全国大会または七大戦となりますが、その時には安全第一に、その上で成績を残せるよう日々の訓練から意識していきたいと思います。

また、来年以降は記録会ではなく競技会として開催予定です。現3回生が是非ともそこで成績を残せるよう、部全体で精進して参ります。

皆様、応援ありがとうございました。
引き続き京都大学グライダー部をよろしくお願いいたします。


また個人的なご報告ですが、先々週の合宿にてウインチマン認定試験を行い、ウインチマンの認定をいただく運びとなりました。
今後は部内でウインチマンをコンスタントに教育・排出し、より効率的で安全な合宿を目指せるよう頑張ります。


写真・東海関西の僕の同期達です。僕は現在京大グライダー部内に同期がありませんので、地区の全員が僕にとって大切な仲間です。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 17:19| Comment(0) | 大会

2021年10月24日

東海関西記録会大会1日目









お久しぶりです!


 


京大グライダー部主将3回森です!


 


今京大生7(4年辻井、3年西、森、2年大塚、江河、1年鈴木、渡邉、石川)で大野滑空場に東海関西記録会大会出場のために来ています!!


辻井、森、西は選手としての出場です。本日は10時前より正対風が強くなり、クルーフライトのみで記録会フライトはありませんでしたが、明日に向けて英気を養い、優勝目指して頑張りたいと思います!


 


諸事情により半年ぶりのブログ投稿になりました。今後も途切れ途切れの発信になると思いますが、部員一同精力的に活動しておりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。


 


最後に簡単ですが、この半年のグライダー部の歩みについて記したいと思います。


 


この半年はコロナウイルス感染拡大の影響により、2か月弱ほどしか訓練はできませんでした。


しかし、訓練できない時期にも運転練習やランウェイワークに関する学科、ウインチ、機体、計器の構造や合宿係の学科を毎週行い訓練再開時に、安全に効率よく訓練できるような準備をしていました。


また、訓練出来る期間には訓練出来なかった分を取り戻すために毎週誰かがどこかの滑空場に出かけていました。その甲斐もあり、少しずつではありますが、コロナ以前の訓練レベルに近づけているように思います。


新一年生も飛べなかった時期が長かったにも関わらず、モチベーションを失うことなくよくついてきてくれました。


半年間の成果は以下のようなものです。


 


フライト面


3年森 ソロ9発 自家用試験受験経歴充足


3年西 ソロ14発 自家用試験受験経歴充足


3年丹下 ソロ3


その他1、2年生はソロに向けてどんどん発数を重ねております。


 


運航面


4年辻井 ウインチマン認定試験受験(現在結果待ち)


3年森  ウインチマン認定取得、車係取得


2年坂本 認定ドライバー取得、リトリブ認定取得間近、車係取得


2年大塚 車係取得


2年江河 認定ドライバー取得


2年岸本 認定ドライバー取得


2年長坂 認定ドライバー取得


1年松谷 一人立ち


1年若林 一人立ち


その他全部員、係取得に向け養成中




posted by 京都大学体育会グライダー部 at 23:06| Comment(0) | 大会

2020年02月29日

七大戦 慣熟日

こんにちは、2年の辻井です。

今日は七大戦・慣熟日でした。西高東低の気圧配置のもと、天気は積曇がもくもくの晴れ、風は北西風でした。
慣熟日にもかかわらず関宿では条件が爆発……!10時頃から滞空する機体が多く出始め、周回する機体もありました。

自分も後席の山崎教官(京大)とともに15時頃、出発しました。
サーマルがしぼんでいく時間ではありましたが、離脱後の強いサーマルをつかむことができ、
4000ft(1200m)ほどまで一気に上昇!
そこからはクラウドストリートをゆっくり飛びながらさらに高度を上げ、最高で5300ft(1600m)まで上昇することができました!!!はじめての1000m超え、自己最高です。山崎教官も、1600mは初めてだなあ、と言っておりました。
そして54分(自己最長!)、第5旋回点(今競技では第7旋回点まであります)クリアのフライトができました。
慣熟日でしたが、4つの旋回点の場所を把握できたのと、ソアリング時のセンタリングの練習がかなりできたことは大きな収穫でした。競技ではこの経験を最大限に活かしたいと思います。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 17:11| Comment(0) | 大会

2019年09月13日

新人戦 最終日

こんにちは、二回生の辻井です。大会が終わって大野入りしました。ひさびさにKUGCの人々に会うとなきそーです。大会疲れたよう。

今日は午前中に弱い南風の中、南向きで13発とばし、なんとか5ラウンドの競技が終わりました。ずっと曇りで風はあったので、涼しくて過ごしやすかったです。

午後からは閉会式が行われました。ここで成績発表があったのですが、正直自分は良くて6位入賞ぐらいだろうと思っていました。しかし聞いてみると3位でした。なんとか盾を持って帰ることができ嬉しい反面、指定地にきちんと着陸を決めていれば二位、あわよくば一位を目指せていたのかと思うと非常に悔しいです。個人の結果とポイントは

優勝 市川(慶應) 420.7p
準優勝 矢島(慶應) 413.3p
3位 辻井(京都) 399.9p
4位 畠(青山) 398.6p
5位 山本(大阪) 394.5p
6位 本田(法政) 384.5p

となりました。慶應がほぼ指定地着陸を決めた中、自分が指定地(ロング2,ショート2)で14点を失っていると思うと悔しいです。後輩には同じ思いをさせたくないと思います。

ひとまず今回の新人戦で、自分のまだまだ未熟な部分があらわになり、課題を再発見することができました。11月のCAB受験(未定)、そして来年度の全国大会に向けて、今後も今回見つけた課題の克服に努めていこうと思います。また今回は自分と同じくらいのレベルの選手の飛び方を見て学ぶいい機会であり、大会前の自分より確実に成長しました。うまくいかず途中でくじけそうになることも多かったですが、声を出すことでなんとか乗り切れました。関東の人たちとは、また全国で戦いたいですし、その時には必ずや超えてやろうと思っております。

OB、OGの皆様や教官方のお陰で、3位入賞の成績をおさめることができましたことを、心から感謝申し上げます。今後もご協力、御指導のほどよろしくお願いいたします。









P.S. 前回外参した大野合宿と今回の大会でテレビ局のディレクターさんがいらっしゃいました。まあまあインタビューを受けるなどしたので、地上波にちょこっと出られるかもです。詳細はTwitterやブログにて、追ってご連絡いたします。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 22:45| Comment(0) | 大会