こんにちは。4回生の西です。 さて、ついに東海関西競技会最終日を迎えました。現時点で京大の団体順位はなんと1位!4回森は個人で2位!あとは逃げ切るだけ!という感じでした。 条件予想は一日を通してトップがあまり高くない予想。これは逃げ切れるのでは、という期待を胸に最終日が幕開けました。 この日は最終日にしてやっと京大ディスカスで大会に出ることが出来ました! 朝のうちはバッタ祭りでしたが、昼頃から浮き始めました。しかし、みな高くは上がれず、数点稼げるのみ。そんな中回ってきた私の番。京大ディスカスに乗り込み、離脱した瞬間サーマル発見。幸いにも残り索だったため粘ります。頑張って寄せようと試みますが、0粘り。しかし、初めは弱かったサーマルがどんどん強くなってきて、やっと高度が上がってきました!よっしゃ、このまま今日は私の番だ!と思った瞬間、「次の機体を発航するので避けてください」との無線。 私が温めてやっと上がれるようになったサーマルを1番いいところで後続機に引き渡すことになりました。無念…。避けた先で再度サーマルを探しましたが、見つけられず。結果、たった3点で終わってしまいました。 この日の京大の得点はこれだけで終了。いよいよ閉会式です。 京大は、ついに念願の団体優勝!!東海関西競技会のパンフレットに過去の優勝校として載っていなかった京都大学の文字を載せることができました。また、4回森も個人2位という素晴らしい成績を残してくれました。 私の活躍で導いた優勝ではありませんでしたが、閉会式で優勝旗を受け取った時は、この4年間の思い出が蘇り、ここまで頑張ってきて良かったと思いました。(閉会式の間中持つのはとても重かったですが笑) コロナ禍で大会に1度も参加出来ず、私たち4回生にとって初めての公式大会となったこの東海関西競技会で、団体優勝という成績をいただけたことは、とてもいい思い出になりました。また、京大グライダー部が邁進してきた結果を目に見える形で残すことができ、来年以降の後輩たちの活躍のためにもいいバトンになったと思います。 この4年間、指導してくださった教官方をはじめ、関わってくださった全ての方々への感謝を忘れず、あと4ヶ月、走り抜けたいと思います。 |
2022年11月17日
東海関西競技会 最終日
2022年11月14日
東海関西競技会報告part1(個人成績編)
こんにちは! 最近は毎週長距離遠征している4年の森です。そろそろ疲れてきました笑 さて、先日10月22~24日、28~30日にかけて行われておりました東海関西競技会の結果を報告したいと思います! えぇ〜今年度の東海関西競技会、京都大学の個人成績は〜〜 ドゥルドゥルドゥル〜ダン 4年森 準優勝 4年西 第10位 でした。 というわけで、私準優勝をいただくことが出来ました。決め手としては、2日目のASK13での周回でした。ASK13はハンディキャップ係数が1.1と獲得した点数に傾斜がかかります。従って、同じ1周回でも13で周回するのとでは70点から100点ほど変わります。たかが100点ぐらいと思うかも知れませんが、東海関西競技は毎年、優勝者でも1周回~2周回しかせず、多くの上位入賞者は1周回であるので、たかが10点でも、ASK21より高く点数がでるASK13で周回すれば、他の1周回の選手をぶっちぎれるというわけです。というわけで、1周回メンツの中では1位だったわけですが、阪大の満田選手が2周回し、きっちり1位を持って行かれました、、、。なので準優勝という結果は嬉しい反面、悔しくもあり完全優勝したかったなぁという思いまあります。反省としては、4日目に64分滞空したフライトがありましたが、このフライトではどうしても700メートル以上に上がれず、滞空点のみとなってしまいました。800メートルまで上がってポイントした選手がいたことを考えると、この日に周回出来ていれば、、、と自らの技量不足を嘆く次第です。 しかし、来年の後輩が完全優勝して、雪辱を晴らしてくれると信じて、ここは花を残しておいたと思うことにします笑 |
2022年11月08日
東海関西競技会5日目
こんにちは!
3回生の江河日向乃です。
東海関西競技会5日目は、条件予報も出たものの一日正対風が強く、周回は無し、滞空点のつくフライトが5発となりました。
今大会ではサブピストをしていたのですが、全日通して大きな事故なく競技会を終えることができて良かったなと感じています。
しかし、ピストカーからRWや機体の様子を見る中で一番不安な気持ちが大きかったのが5日目の午前中でした。明確に何かが起こったわけではないのですが、強風のため声が通りにくかったり、離着陸でも風に煽られている機体が多かったりしてピスト側の空気もそれまでの4日間に比べてかなり張りつめていました。
また、フライトする身としても最近はソロチェックで静穏な時ばかり飛んでいたので強風に向かっていくのが少々怖かったということもあります。
それでもお昼ごろにオペレーションに慣れたこともあって不安は落ち着き、フライト順を回してもらいました。空に挑んでくる!と準備しているとピストの阪大村上から「空と仲良くしないと」とコメントをもらい、確かになと思い直していざ空へ。
上空はプラスもあれば沈下も大きいという形で、うまく上がれず2発ともバッタフライトでした。2発目は終了間近の時間に皆が敬遠して置いてあったASK13に搭乗。沈下の弱いところで多少粘ったものの9分で着陸しました。
競技会を通して、貪欲にソアリングを第一の目標として飛ぶ経験があまりなかったので貴重な機会だったと感じましたし、やはりサーマルに乗るためには旋回時にピッチ、バンクのコントロールをしたり他機や空域を見てどう飛ぶか判断しながら飛んだりといった普段の訓練で練習している基礎が大切だと再確認しました。
6日間の競技フライトは自信にもなりました。自力で上空へと上がっていけるパイロットになりたい。今後の大会やそれに向けての日々の訓練を頑張ろうと思います!
2022年11月04日
東海関西競技会4日目
こんにちは!東海関西に出場してきた4年の森です。競技4日目の様子をお届けしようと思います。
競技4日目は下馬評では逓減率もいいし、風も穏やかとかなりいい日になるのではという予報でしたので心躍らせて大野入りしました。しかし、蓋を開けてみると、上空の逆転層がなかなか抜けず、トップがいまいち上がらない日となりました。結果としましては、脛永橋1ポイントの選手が1人出ただけで、あとの得点者は滞空点のみというなんともいまいちな結果となりました。
さて、私自身のフライトはといいますと、昼のなんとか条件が出始めた頃に離陸して、290メートルぐらいでサーマルヒット丁寧に丁寧に回っていると、じわじわ強くなってきてこのまま上がるか!と思っていると、400メートルくらいで上がりが悪くなってしまいました。滑空場周りをうろうろしながら高度を削っていると、またも300メートルくらいでヒット。今度は700メートル弱まであがり、あともうちょっと上がれば脛永に届くなぁなんて思っていると、またも上がりが悪くなり、ブレイク。ちょうどそのころ下から上がってきた機体がいい感じに上昇していたので、下に入り、プラスをゲットしたのですが、また700メートルあたりで上がりが悪くなってきました。先に上がった機体は脛永に向かっており、自らの技量のなさを呪いました、、、
この700ちょいというのがこのフライトの最高到達点になってしまい、その後は400~500メートルの辺りをうろうろうろうろして結局ポイントすることは出来ず、滞空1時間4分で滞空点54点を稼ぐフライトでした。
しかし、同じ時間帯に飛んだ他機からは下にも入れないし、RWの周りで飛んでるので、非常に邪魔な機体だったようです笑ライバルたちの妨害をするフライトとしては100点だったのでしょうか笑
2022年11月01日
東海関西競技会1日目
こんにちは。4回の堀内です。ブログの時系列ぐちゃぐちゃになっていますが、何卒ご容赦下さい。
さて、今合宿は、1回生時の七大戦ぶりに大会形式の合宿に参加しました。
最初で最後の(?)選手でのエントリーをさせてもらいました。いつの間にやら、自分より飛行時間の長い&滞空経験も豊富な後輩達が育っている中で、こうして貴重な機会を分けて貰える温かい組織に所属させて頂いていた事に感謝感激した次第であります。
そんな事はさておき、Day1の概要をお伝えします。
まず、大会ということで、久しぶりに見る複座3機の機体組みから始まりました。
単独飛行をした事のある選手と少数のクルーという面々の為、殆どが熟達した学生であり、スムーズに準備が為されたのが印象的でした。
大野町長や学連役員の方を迎えて、10時より開会式が行われました。司会を江河、選手宣誓を私堀内が務めました。人生初選手宣誓でしたが、程々に上手く出来たように思います。
せっかくなので、その文言をこちらに掲載しておきます。
宣誓
我々選手一同は、エアマンシップにのっとり、日頃の訓練の成果を十分に発揮し、この大野町の美しい秋空を駆け回り、正々堂々と戦うことを誓います。
令和4年10月22日
京都大学 4年 堀内雅
実は、言葉を考えるにあたって、”エアマンシップ=正々堂々とフライトする事”なのでは?論争を繰り広げていたのですが、今改めて、エアマンシップというものは何かを調べてみました。
エアマンシップは、アメリカ連邦航空局によって次のように定義されている。
* 飛行の原理を熟知していること
* 地上と空中の両方で有能かつ正確に飛行機を操作する能力
* 安全で効率的な最適な運航を行う健全な判断の行使
他にも様々定義付けはあるようですが、こうして見ると、エアマンシップとは、飛行中のパイロットについてだけでなく、地上で訓練に従事する全員に関わる概念である事に気付きます。つまり、”エアマンシップ≠正々堂々とフライトする事”だった訳です。
グライダー競技に携わる人間として、日頃の合宿時からしっかり意識して、当たり前に知っておくべき概念だったと反省するばかりです。
さて、話を1日目の概況に戻しまして、開会式後、競技開始。
初日は残念ながら条件は出ず、採点対象となるフライトはありませんでした。前の関関同立戦から続けての選手はお疲れにも見受けられましたが、概ねは久しぶりの大会に胸踊っている様子でした。
ここまでフライトに関する話が少なすぎて、航空部員らしからぬブログなので、最後に、今合宿での堀内個人のフライトについて少し記しておこうと思います。
といっても、6日間、団体優勝に向けてエースパイロットを沢山飛ばす作戦だったので、実は平パイロット達(?)は大したフライトはしていなかったりします。ただ、競技会という事で、歴々の指導員の方々との同乗教育をまとまって経験出来た、というのは非常に有意義でした。
私は数年ぶりのASK21搭乗だったので、1発目はとんでもないフライトをしてしまい涙目でしたが、徐々に上手くまとまっていきました。機体が変わっても安定した飛行をしていた他の学生達のように自分も成長したいです。21ソロが待ち遠しくなりました。
また、自分は30分以上の飛行をした事がなく、恐らく東海関西一不運な学生なのですが、卒業までに滞空したいなぁという野望も生まれました。もう少し日々功徳を積むべきなのでしょうか。寺社仏閣には東海関西一お参りしている自信があるのですが、、、。
世迷言はこの辺にしまして、今後とも安全な合宿をとり行えるよう、又、部員達が豊かな航空部生活を送れるよう、微力ながら力を尽くしていく所存です。余談ですが、Twitterも3回に1回程度は私が呟いているので、目を通して頂けると嬉しいです笑。