2024年10月23日

東海関西競技会 3日目

こんにちは、4回生の鈴木陽之です!

私は2日目の夜入りで、競技日3日目にしてようやくのフライトです。

本日の結果は4回石川が見事周回を達成し661.6点️私鈴木は粘りの滞空で何とか1点をもぎ取りました。

これで暫定成績は、
団体
1位 関大 792.5点
2位 京大 662.6点
3位 名大 30.0点

個人
1位 関大 中津 792.5点(Day2:700点、Day3:92.5点)
2位 同志社 根本 780.0点(Day3:780点)
3位 京大 石川 661.6点(Day3:661.6点)

となりました️

本来は周回した人のことを書くんでしょうが、ここは少し視点を変えて私鈴木が取った1点の意義を少し説明したいと思います(周回者の記事もおいおい出るでしょう勝ち誇り)

さて、競技会のルールには、「デイリーファクター」(以下DFとします)なるものがあり、これはその日のコンディションの違いによる不平等を是正するための措置です。

例えば、1日のうち周回に使えるようなサーマルが12時〜13時の短い間にしか出なかった日は、たまたまその時間帯に飛んだ人のみが周回できて、それ以外の人はサーマルにあり着くチャンスすらありません。

そこで得点者の数を参加チーム数で割り、それが0.7を下回るならDFは0.7、1を上回るなら1とします。そして1000点を満点としたときにDFをかけることによって、サーマルがあまり出なかった日の得点を抑える働きをしています。(DFが0.7の日の満点は700点になるということです)

そこで3日目の得点者を数えてみると7名。チーム数は9チームだったので、7÷9≒0.78でDFは0.78でした。
もし私が得点出来ていなかった場合、6÷9≒0.67でDFは0.7でした。

ここで京大石川の得点について計算してみると、DF0.7だった場合の得点は、593.7点。661.6点と比べると大体68点程の差が生まれています!
つまり、この1点の有無が68点もの加点に繋がったと言えます️(もちろん他大の周回者の得点も伸ばしていることにはなりますが、)

とにかく私が言いたいことは、周回出来なかった…
と落ち込むのでは無く、周回できなくても全国大会出場に向けて、チームとして少しでも得点を伸ばすことが出来る。これが競技会の団体戦の面白さだということです。
この数十点が後々順位に大きな影響を及ぼす…かもしれませんからねきらきら

とはいえ来週は私も周回出来るように頑張りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!



posted by 京都大学体育会グライダー部 at 10:29| Comment(0) | 合宿

2024年10月21日

東海関西競技会 2日目

こんにちは、3回の東浦です。
昨日の雨から打って変わって、晴天のもと競技が始まりました。

十分期待できそうなエマグラム。
前日雨が降っていたので条件が出始めるのは午後かと踏んでいましたが、強い北西風が吹く中朝9時からプラスとマイナスがはっきりし始める展開に。
ファーストパイロット4回石川は朝早い練習フライトから滞空し地上の他の選手は驚愕。

10時の競技開始時には既に滞空する機体が数機でてきましたが、いずれも旋回点までは伸ばせません。

私も12時ごろ初めての競技会で緊張と同時に少しわくわくしながら京大を背負って飛び立ちましたが、悔しくも得点を稼ぐことはできませんでした。

朝早くから始まった対流は午後まで長い時間続き、午後2時ごろ時折背風が混ざるような西風が強くなり発航のペースも落ちたころ、1機空高く上がった関大が周回。

残念ながら本日は京大は無得点となりましたが、サーマルの条件は明日も期待できそうですし、明日は同じく4回のエースパイロット鈴木選手も加わりますので、明日こそは周回!!

また、はるばる京大生が応援に来てくれて元気をもらえました!!ありがとう!!
良い報告ができるように頑張ります。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 12:10| Comment(0) | 合宿

2024年10月20日

東海関西競技会 1日目

こんにちは。4回の若林です。

いよいよ東海関西競技会が始まりました!

しかし一日目はあいにくの雨......
体育館で開会式を行ったあとは、選手たちでボウリングを楽しみました!

明日に向けて英気を十分に養い、いよいよ競技開始です!



posted by 京都大学体育会グライダー部 at 22:14| Comment(0) | 合宿

自家用受験報告 (3回深尾・4回若林)

お久しぶりです。3回の深尾です。
自家用CAB試験の合格レポートを書かせて頂きます。

まず、これまでたくさんの方のご支援のおかげで今回合格することができ、皆様にお礼申し上げます。
自家用の知識を色々と教えてくださった先輩方々、忙しい中ピストや細かい調整をしてくれた同期の武井や東浦、受験当日集まってくださった教官の方々、先輩、後輩、直前まで知識面やフライト面でサポートをしてくださった、松村教官や宮地教官、上げ出すとここに書き切ることもできませんが、皆様には本当に感謝しかありません。
また日頃よりご支援を下さっているOBOGの方々にもこのような報告ができて嬉しい限りです。

これまでの自分と自家用試験について話をすると、初ソロに出たのが去年の9月末、それから単座以降まではスムーズにいったものの、今年に入ってから怪我をしていまい、3〜4ヶ月ほど活動を自粛していました。怪我が完治次第、夏合宿で外参をしまくり、約2ヶ月の夏休みの中で、ちょうど30日合宿に参加し、最初1ヶ月はフライトと向き合いながら技量の回復、向上に努めて、最後1ヶ月は受験同期となった、4回の若林さん、関大4回?の森さんとフライトや知識面を共に高めあう日々でした。
お金も底をつき親には何回もお願いをしてお金を出してもらい、なんとか年内での受験にこぎつけることができました。
食生活も安定しない中よくご飯を作ってくれたりする同期もいました。

その他グライダー関係の仕事も多く、全国の学生役員が集まる中央委員会に出席したり、認定ドライバーになったり、他にもやらないといけないこともあるので(かなり停滞タスクも抱えています)正直めちゃくちゃしんどかったですが、
自家用の勉強はやりがいもあり楽しい部分もあり頑張ることができました。

また今回怪我が治ってからここまでひしこいて自家用を目指したのは、今年度の部の目標である「蒼月を毎年全国へ」という目標のためです。
私は今年部内では役職はありませんが、一応は運営代としてこのスローガンを掲げている責任も感じています。これは今年全国を目指している4回生以外の1〜3回生も4年になった時には全国でdiscusに乗れるように教育、運営し、自分たちも頑張っていこうというものです。discusに乗るためには条件がいくつかあり、その一つがライセンスです。またdiscusで全国に出るにはdiscusでの出場条件を満たした上で、さらにそれ以上に経験を積んでいることが求められています。

ぼくはまだまだ他の条件が足りないためすぐにdiscus移行はできませんが、まずdiscus搭乗要件の1つ飛行時間30時間を満たすために頑張って滞空し、discusを目指してしばらくは頑張っていこうと思います。

−−−−−

お久しぶりです。4回の若林です。
ブログを書くのは昨年12月の初単座以来でしょうか。そこから10ヶ月ほどかかってしまいましたが、このたび、自家用実地試験に合格することができました。この報告をできることにとても嬉しく思っております。

思い返すと、私が入学したコロナ禍真っ只中の2021年当時、自家用操縦士になるとか、ディスカスに乗るということは、限られた人にしか出来ないことなのでは・・・と感じており、その目標までの距離感すらつかめていなかったと記憶しています。
この3年間、偉大な先輩方や同期の後ろ姿を見ていて、自分でもライセンシーになれるのではないか、ここまで来たならやりきってみよう!という意思が徐々に出てきました。実際に実地試験を意識し始めたのは4月ごろで、何回か技能が未熟で受験が伸びましたが、10月に受験までたどり着くことができました。受験までは、教官方、先輩、同期、後輩などなど、あらゆる人の助けや後押しを受けてきたのだと実感しております。本当に心から、感謝申し上げます。

受験までのあれやこれやに関しては同期受験の深尾が書いてくれているはず、ということで残りは受験直前の私たちについて少しご報告させていだだきます。
受験本番4日前に木曽川宿舎に到着し、そこからは午前中フライト、午後は試験対策の学科という流れでした。学科に関しては、思った以上に法規系の勉強は無く、出発前の確認の具体的手順と正しい言い回しについてみっちり取り組みました。法規や航空衛生、飛行規程はもう自分でやっているよね?という雰囲気を感じましたし、実際、この直前合宿の前にこれらは固めておくべきだということをひしひしと実感しました。ここでの後悔としては、飛行規程と航空衛生をもっと覚えておけば……ということです。
受験前日夜から当日は出発前確認をスムーズにこなせるよう練習したりしていましたが、書類の準備に忙しかったり、受験の緊張で少し気持ちが高ぶっていたり、予想以上に勉強が出来なかったです。過去受験した同期などから、直前合宿については様子を見たり聞いたりして分かったつもりでしたが、この心情は当事者になってみないと分からないものですね。
最後にこれからライセンスを目指す後輩に向けて、ある教官の受け売りですが、受験の最中、何回か必ずミスをし、本来の実力が出せないことがあるでしょう。ただ、試験が続いている限り自分は合格だ、その意識を持って臨んでいってほしいです。

改めてになりますが、いつもご支援いただいているOBOGの方々、忙しい合間をぬって自家用受験の口述練習をしていただいた教官方、挫折しかけたときにもモチベーションを保たせてくれた同期や後輩たち、本当にありがとうございます。色々助けてもらってばかりのグライダー生活でしたので、今後は後輩の目標を可能な限り手助けしていく所存です。また、グライダーの活動に理解をもって、何かにつけて協力してくれた家族に対しても感謝でいっぱいです。



合格した2人



4回生ライセンシー達
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 10:59| Comment(0) | 合宿

2024年10月14日

10月京大名工公立大福井合宿3日目

2回杣です。10月京大名工公立大福井合宿のピストを務めておりました。


福井初ピストということでどうなることやらと思っていましたが、4回鈴木さんにおんぶに抱っこで合宿を無事終えることができました。一安心。


今合宿では大きな成果はなかったものの、今後の京大福井合宿の布石となるような合宿にすることができました。


オペレーションの浸透、一回生の独り立ちなどなど、、、特に京大合宿としては久しぶりに福井で21を出す経験ができました。今後全国経歴でも必要になってくるスピントレーニングや、ATソロ、福井で23ソロなどさまざまな場面で必要になってくることが見込まれます!


参加訓練生みんなが4発以上飛べる素晴らしい福井合宿でした!次はNF合宿。楽しみですね

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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 19:04| Comment(0) | 合宿