2024年12月05日

クラウドストリートに導かれて@NF合宿

お久しぶりです。3回の東浦です。

今年のNF合宿も実りある合宿となりました。
何より、毎日複数の単座を出し全日4機運航を達成できたことは感慨深いです。
というのも、コロナ禍の爪痕が残っていた昨年や一昨年は人数不足や効率面から先輩方が単座を我慢される場面が多々見受けられました。Discusでの全国出場を確立するためにも、コロナの傷が殆ど癒えた今年こそそのような場面を減らすべく、毎合宿京大Discusを持ち込み単座機を積極的に組んだ甲斐があったと思います。
朝は地上に並んでいた機体も全て昼にはなくなり、ライセンシーは順番待ちをしている。上空では周回コースを回り、雄大なクラウドストリートに導かれるように更に遠くへと足を伸ばしている。そんなグライダーらしい訓練風景にはつい気持ちが高揚してしまいました。
まだまだ発展途上ではございますが、先輩方が代々積み重ねてきた努力の末に、グライダーの醍醐味をちょっぴり齧るような合宿を運営した部と部員全員を主将として誇りに思います。(普段はガミガミ言っていますが。)
そして、この組織を支える部員1人1人にも誇りを持ってもらえたら幸いです。


そして、私事ではございますが、本合宿にて銅章要件の単独2時間フライト, 全国大会要件の24kmタスク, 初Discus, Discusでの1時間滞空を達成することができました。飛びたい気持ちを我慢して単座を譲ってくれたライセンシー, 優先して飛ばしてくれたピスト, 祝福してくれた部員、応援してくださった関係者のみなさんありがとうございました。


2024年度が始まって以来、主将としての素質もグライダー乗りとしての技量も疑いながら迷いながら進んできた8ヶ月でした。振り返れば、今でも強く後悔していることや間違っていたことも少なくありません。その一方で、9月大野合宿, 東海関西競技会, そして今回のNF合宿にて部の進化が可視化され、喜びと同時に安堵の気持ちも隠せません。

しかし、安心している暇はなんてありません!ここから滞空シーズンが始まり、長期合宿, 七大戦, 全国大会と続きます。
更に良いご報告ができるよう、気を引き締めて精進いたします。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 02:28| Comment(0) | 合宿
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