2024年10月20日

自家用受験報告 (3回深尾・4回若林)

お久しぶりです。3回の深尾です。
自家用CAB試験の合格レポートを書かせて頂きます。

まず、これまでたくさんの方のご支援のおかげで今回合格することができ、皆様にお礼申し上げます。
自家用の知識を色々と教えてくださった先輩方々、忙しい中ピストや細かい調整をしてくれた同期の武井や東浦、受験当日集まってくださった教官の方々、先輩、後輩、直前まで知識面やフライト面でサポートをしてくださった、松村教官や宮地教官、上げ出すとここに書き切ることもできませんが、皆様には本当に感謝しかありません。
また日頃よりご支援を下さっているOBOGの方々にもこのような報告ができて嬉しい限りです。

これまでの自分と自家用試験について話をすると、初ソロに出たのが去年の9月末、それから単座以降まではスムーズにいったものの、今年に入ってから怪我をしていまい、3〜4ヶ月ほど活動を自粛していました。怪我が完治次第、夏合宿で外参をしまくり、約2ヶ月の夏休みの中で、ちょうど30日合宿に参加し、最初1ヶ月はフライトと向き合いながら技量の回復、向上に努めて、最後1ヶ月は受験同期となった、4回の若林さん、関大4回?の森さんとフライトや知識面を共に高めあう日々でした。
お金も底をつき親には何回もお願いをしてお金を出してもらい、なんとか年内での受験にこぎつけることができました。
食生活も安定しない中よくご飯を作ってくれたりする同期もいました。

その他グライダー関係の仕事も多く、全国の学生役員が集まる中央委員会に出席したり、認定ドライバーになったり、他にもやらないといけないこともあるので(かなり停滞タスクも抱えています)正直めちゃくちゃしんどかったですが、
自家用の勉強はやりがいもあり楽しい部分もあり頑張ることができました。

また今回怪我が治ってからここまでひしこいて自家用を目指したのは、今年度の部の目標である「蒼月を毎年全国へ」という目標のためです。
私は今年部内では役職はありませんが、一応は運営代としてこのスローガンを掲げている責任も感じています。これは今年全国を目指している4回生以外の1〜3回生も4年になった時には全国でdiscusに乗れるように教育、運営し、自分たちも頑張っていこうというものです。discusに乗るためには条件がいくつかあり、その一つがライセンスです。またdiscusで全国に出るにはdiscusでの出場条件を満たした上で、さらにそれ以上に経験を積んでいることが求められています。

ぼくはまだまだ他の条件が足りないためすぐにdiscus移行はできませんが、まずdiscus搭乗要件の1つ飛行時間30時間を満たすために頑張って滞空し、discusを目指してしばらくは頑張っていこうと思います。

−−−−−

お久しぶりです。4回の若林です。
ブログを書くのは昨年12月の初単座以来でしょうか。そこから10ヶ月ほどかかってしまいましたが、このたび、自家用実地試験に合格することができました。この報告をできることにとても嬉しく思っております。

思い返すと、私が入学したコロナ禍真っ只中の2021年当時、自家用操縦士になるとか、ディスカスに乗るということは、限られた人にしか出来ないことなのでは・・・と感じており、その目標までの距離感すらつかめていなかったと記憶しています。
この3年間、偉大な先輩方や同期の後ろ姿を見ていて、自分でもライセンシーになれるのではないか、ここまで来たならやりきってみよう!という意思が徐々に出てきました。実際に実地試験を意識し始めたのは4月ごろで、何回か技能が未熟で受験が伸びましたが、10月に受験までたどり着くことができました。受験までは、教官方、先輩、同期、後輩などなど、あらゆる人の助けや後押しを受けてきたのだと実感しております。本当に心から、感謝申し上げます。

受験までのあれやこれやに関しては同期受験の深尾が書いてくれているはず、ということで残りは受験直前の私たちについて少しご報告させていだだきます。
受験本番4日前に木曽川宿舎に到着し、そこからは午前中フライト、午後は試験対策の学科という流れでした。学科に関しては、思った以上に法規系の勉強は無く、出発前の確認の具体的手順と正しい言い回しについてみっちり取り組みました。法規や航空衛生、飛行規程はもう自分でやっているよね?という雰囲気を感じましたし、実際、この直前合宿の前にこれらは固めておくべきだということをひしひしと実感しました。ここでの後悔としては、飛行規程と航空衛生をもっと覚えておけば……ということです。
受験前日夜から当日は出発前確認をスムーズにこなせるよう練習したりしていましたが、書類の準備に忙しかったり、受験の緊張で少し気持ちが高ぶっていたり、予想以上に勉強が出来なかったです。過去受験した同期などから、直前合宿については様子を見たり聞いたりして分かったつもりでしたが、この心情は当事者になってみないと分からないものですね。
最後にこれからライセンスを目指す後輩に向けて、ある教官の受け売りですが、受験の最中、何回か必ずミスをし、本来の実力が出せないことがあるでしょう。ただ、試験が続いている限り自分は合格だ、その意識を持って臨んでいってほしいです。

改めてになりますが、いつもご支援いただいているOBOGの方々、忙しい合間をぬって自家用受験の口述練習をしていただいた教官方、挫折しかけたときにもモチベーションを保たせてくれた同期や後輩たち、本当にありがとうございます。色々助けてもらってばかりのグライダー生活でしたので、今後は後輩の目標を可能な限り手助けしていく所存です。また、グライダーの活動に理解をもって、何かにつけて協力してくれた家族に対しても感謝でいっぱいです。



合格した2人



4回生ライセンシー達
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 10:59| Comment(0) | 合宿
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