2024年10月04日

初!K8B×滑空記章認定×3hフライト

こんにちは、3回の東浦です。

今回、9月の京大単独大野合宿にて、初K8BとC章要件の30分滞空・A章B章認定(3日目)、辻井教官と3時間滞空(4日目)という成果を残すことができました。

近頃フライトに対する気持ちを見失いかけていたのですが、今回の合宿で個人的な成果をたくさん上げられたのは、周りの方々のおかげでしかありません。本当にありがとうございました。

更に、今回の合宿は部としても初単座、21移行、discusでの経歴溜め、5機運航、滑空記章の認定等々成果の多い、京大にとって大きな一歩となる合宿となりました。部員1人1人そして部全体の成長を感じて嬉しい限りです。

それでは、当日を振り返って…

翌日の天気を確認していた2日目の夜。明日は条件がすごく良さそうとみんなウズウズ。そこで浮上した5機運航説。

3日目当日。朝から大野滑空場RWには複座2機と単座3機の姿が。
京大、やりました!!
前代未聞のその光景にはとても心躍るものがありました。

私の個人的なフライトは中途半端な気持ちのまま飛んでも…と迷いがありましたが、同期先輩方教官方の手厚い導き(と愛の鞭ともいえる叱責)のおかげでK8Bに乗れることに。
先発の30GCはサーマルを捕まえたようで、私も続いて探しに行きます。あるようなないような、損切りができず無駄に失高してしまいましたが、なんとか良いサーマルにしがみつきました。
さすがは失速速度52km/h、最小沈下速度62km/h、重量300kgほどのK8Bちゃん。軽やかにくるくると連れて行ってくれる感覚はなんとも素敵でした。
700m手前までは安定して上げましたがそこで突然プラスを見失いました。後ほどGPSを見るとサーマルから追い出されたように旋回場所がずれていました。そこからは流されたラインを狙って風上に伸ばしたつもりが全く違うラインを通っていて、反省の多いフライトでした。
降りると時間はなんと33分。単独では初滞空!と非常に嬉しかったのですが、あのときサーマルを見失わなければ、、、悔しい。

4日目は昼前から条件爆発。Discus, 108, 30GCは代わる代わる帰って来なくなり、discusパイロットたちは時間単位のフライトを繰り返していました。流石ですね。
私も14時過ぎに30GCで出発。くるくる旋回していると108の場周コールがあり、ピストから坂路下ロングの指示が聞こえました。撤収開始の合図です。
私たちも降りなくては、と思っていたらdiscusと30GC飛べるだけ飛んでいていいよ、との無線が。飛行経歴が足りない私たちのことを鑑みて飛んでいるうちに撤収作業をしてくれていました。この臨機応変さと部を上げて応援してくれたことには感謝してもしきれません。
時間を稼げるだけ稼ぎたかった私はあまり攻めの周回練習はできず、キープハイで12km周回コースを2周。しかし2時間ほど飛んでいると、爆発していた条件も次第に萎み、空の様子もあからさまに変わりました。ピストはあと1時間飛んでて良いと言ってくれましたが、もうこれ以上は、と諦めかけていました。しかし、後席の辻井教官は僅かなプラスの帯を辿って昇れるサーマルを見つけ出し、更に1時間飛び続けました。これがピヨピヨライセンシーと教官の格の違いか、!くぅぅ
サーマルの探し方、サーマルに合わせた飛び方、足りなかった事前準備、自分の操縦の悪い癖、この3時間という初めての長時間フライトは学びの多い貴重な経験となりました。

改めて、応援・協力してくれたみなさま、本当にありがとうございました。
この貴重な経験を活かして、まだまだソアリングのソの字も分かっていないひよこですが素速く賢く周回できるよう頑張ります!

そして、部としても更なる輝かしい成果をご報告できるよう精進して参ります!
image1.jpegimage2.jpeg
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 00:38| Comment(0) | 合宿
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: