…何回言ったし書いたんでしょうねこのセリフ。
新体制となって初めての主幹合宿、言わば今後1年のKUGCの吉凶を占う合宿。何となくピストが自分となる空気を感じており、任された時は表面上はすんなりと受け入れましたが、内心は自分ができるのかと悶々としてました。
逃げる訳にはいかないので準備を始め、先輩や教官から言われたことをやってみて、ミスをして、修正される連続。自分の無能さが露呈する時が1番ダメージを受けるのですが、ここまで連発すると感覚麻痺になります。ショック療法ってやつですか。
どうにか合宿当日に漕ぎつけた時にはもう既に達成感を感じてしまった程なのですが、ここからもボコボコにされます。
まず周りが見えなさすぎました。様々なことが同時並行で進行しているランウェイでは適切な人員配置が肝になりますが、中々骨が折れます。石川さんはディスパッチをしながらなのに、なんであんなに見えてるのか不思議になりながらマイクを握ってました。
次に詰めが甘い、甘すぎたことです。計画の段階ではこれで上手くいくだろう踏んでいても、実際にランウェイに出てから発生するイレギュラーは山ほどあります。それに適切に対処できたかというと、うーんって感じですね。イレギュラーを許容できるだけの余裕の持たせ方や挽回方法など反省点は多いです。
自分のスカスカの手応えとは裏腹に先輩方は若林さんの2ndソロ、石川さんの初23、坂本さんの初Discus&40分滞空、後輩の1回生は初合宿でフライトを楽しんでくれてかつランウェイワークをしっかりこなしていたこと、何より同期の深尾と東浦が共に機体係を取得したことなど、部としての成果は非常に多い合宿となりました。ピスト業務は中々辛いものでしたが、自分がお膳立てをして皆が各々の成果を上げて笑顔でいるのを見ると、自分のこと以上に嬉しかったです。ここだけはピストをしてて良かったなと思えました。
拙い運営でしたが、部員の皆、教官方のたくさんの協力のもとなんとかやり遂げることができました。本当にありがとうございました。
これからのKUGCに幸あれ。
