2020年11月25日

京大NF大野合宿 4日目その1 初ソロ

こんにちは。
二回生の森です。

合宿4日目は一日中静穏
で総発数62発、内ソロ12発と、めでたいことづくしの一日でした!めでたいズを代表して、二回生3人の連名でブログを書きたいと思います!
まずは初ソロの丹下からです。


こんにちは、今合宿ピストを務めました二回生の丹下です。RWから見える池田山の紅葉が美しくなってきましたね。サーマリングで安全な高度を確保して、是非近くまで見に飛んでいきたいものです。

この度、合宿4日目の11月22日に、初ソロに出させて頂きました!総発数は92発で、ソロを狙い始めた70発目くらいから、ずっと着陸が課題でした。教官からも指摘されていましたが、技量が足りないこと以外にも、同期がどんどんソロを貯めていくのをみて焦り、それが操縦に現れ全てがてんやわんやな着陸ばかりしていました。

なので80発くらいからは、初心に帰って速度、軸線、パス角調整、どれかを教官に任せて、一つ一つ確実にできるようにしました。自分の場合、ファイナルターンの回り始めが早すぎて、軸線合わせに時間がかかり、ファイナルが短くなってバタバタすること多かったので、軸線を早めにピタっと合わせることを特に意識していました。

この日、最初のチェックはフレア開始のタイミングが遅く、2度目は開始のタイミングは良かったものの高おこし、、、
ブリーフィングでは、機械的にフレアをしているのではないか、まだ練習が必要だと言われ、今日のソロは諦めかけていました。
しかし、訓練終了間際になってもう一度自分の番が回ってきました。
やや背風が入ってきましたが、教官に背中を押してもらい、再度チェックへ。
結果は、まだフレア開始が遅いとのことでしたが、許容範囲内。もう一度いけと言われ、発数を奪いすぎて申し訳ない気持ちとともに、このチャンスを逃すわけにはいかないと奮い立っていました。ダミーブレイクは、わかってはいたもののやはり衝撃が大きく、サブG訓練の感覚を思い出しました。
着陸は、ややロングしてしまったものの問題ないと感じたのですが結果はどうなのか、、。
コックピットから降りてすぐに、もう一度行ってこいと言われ、???って感じでしたがとりあえず発航点へ向かいました。さらにチェックか?
発航点で、ちゃんと重心位置合わせろよ、と言われ、初めてソロOKとわかりました。とにかく嬉しかったです笑

出発前にクリア確認をしているとき、後ろから返事が無い。。
翼端にグーサインを出して、準備良し。みんなの準備良しの声が大きくて嬉しかった。西の声が一番大きかった笑。そういえば翼端やってくれてたの誰だったかな、、、
出発。強烈なGを感じながら、一番前でスマホで撮影してくれてる有造を視野の隅でとらえて泣きそうになった。丹下が初ソロに出る時、絶対動画とるから、って以前から言ってくれてたから。

離脱後、上空で速度セットをする際に、地平線の位置がいつもと違う...!とはあまりなりませんでした。周りからそう聞かされていたのですが、なぜでしょうか。もしかして普段地平線で飛んでないのか?そんなことはないと信じたいですが、考えるのをやめました。
後ろを振り返っても、もちろん教官は乗っていません。普段は見えない後席のシートが見えました。

交差点の上250mくらい、チェック通過220mくらい、接地点を見て、やや高めで第三旋回を回りました。ベースの途中でダイブロック解除、ダイブ1/3くらいで落としつつファイナルターンへ。これもお馴染みのパターンです。ちょいオーバーシュートしましたが、すぐに修正できました。
落ち着いてアプローチできていたつもりでしたが、高度20mくらいからなぞに機首が右向きに。。
フレアをしながら左をラダーをぐっと踏み(本当はもっと早めに向きを直すべきでした。景色の変化が敏感な引き起こし序番は集中しすぎて足が動かなかったです。反省)、なんとか辻褄は合わせて真っ直ぐ着陸できました。
何度もcondorやイメトレを繰り返してきた日々を思い返しつつ、生還できてほっとした気持ちや、KUGCのみんな、後輩の一年生達の前でソロに出られて嬉しい気持ちや、仲間への感謝、たくさんの気持ちが溢れて泣きました笑

初ソロの体験記は以上とさせて頂きますが、最後に、発数を分けてくださった皆様、今合宿で熱く背中を押し出してくださった教官方、これまで指導して頂いた全ての教官方、合宿開催のために尽力してくださった役員の皆様、ありがとうございました!






(画像は撮影のためマスクを外している途中です。by辻井)
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 20:17| Comment(0) | 合宿
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