2017年07月19日

機体係講習会


こんばんは、2回生の福居です。
少し遅くなりましたが8/15,16に木曽川で行われた機体係講習会の報告です。

集合日の14日は、宿舎に到着後2時間程度の機体係一般に関する学科を受けました。2年目でありながら知らなかったことも多く、いろいろと勉強になりました。


1日目は午前から実習を行いました。
工具についての説明を一通り受けた後、
まずはじめに、ワイヤーのテンションの測り方とターンバックルの固定の仕方を学びました。難しそうでしたが、実際にやってみると少し面白かったです。
次に、安全線(セーフティ)と割りピンの使い方を習いました。セーフティは何度か挑戦しましたがなかなか理想的な状態を作ることが出来ませんでした。もっと練習をしたかったんですが、親指の皮がすり減っていたので諦めました...
その後は、格納庫のASK13(JA2151)を実際に見たり触ったりしながら機体の構造などの説明を受けました。まだまだ知らないことが多いということを感じさせられました。
実習の後は、機体の組み立て・分解の動画を見ながら、その解説をして頂きました。機体を組む際の注意点などは次回以降しっかり心掛けたいと思います。
座学と夕食を挟んだ後、再び実習として機体の修理の際に用いるスカーフジョイントを学びました。簡単に言うと3片の木材を接着面が平らになるように斜めにノミで削るだけなのですが、この作業が想像以上に難しかったです。
この実習の続きは翌日に持ち越しになりました。


2日目は、まず前日の実習の続きを行いました。
ノミの使い方に苦戦しながらも削り上げた木材の接着面は平面とは程遠いもので、これは失敗するだろうなと思いつつも、それらの木材を接着剤で接着し、数時間待ちました。作品(?)の完成を待ちつつ、機体の運用に必要な書類や合宿中の行動(ハンドリングや係留など)についての学科を受けました。その後、講習会の学びを確認するためのテストを受けました。(といっても、無記名で採点もない良心的なテストでしたが)
テストの後は、先ほどの実習作品の出来を確認しました。
予想とは裏腹に僕の削った3片の木材は力を加えてもびくともしないくらいシッカリくっついていて、接着剤の凄さを思い知らされました。


そうして2日間の講習会も無事に終えることが出来ました。
参加者は大半が1回生で、同回が少なくすこし寂しくはありましたが、2回生だからこそ吸収できたことも少なくないと思います。
この学びを次回以降の合宿で活かしていきたいです。
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 22:50| Comment(0) | その他
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