2022年11月29日

KUGC創立70周年記念会









こんにちは、主将の坂本です。


先日、KUGCの創立70周年を祝う会が開かれました。


洛風会主催で、残念ながら現役部員は対面参加を諦めオンライン参加となりましたが、OBさん方は京大の時計台ホールで対面開催ができました。


僕が入部した時には6月の洛風総会もすでにオンラインで、2回生の時もオンラインでしたが、今年の6月の洛風総会から一部対面再開となり、再開後2回目の対面OB会となりました。


KUGCは創部70周年を迎え、現在は現役部員数も多く活発に活動していますし、洛風会にも積極的にご支援頂いていますが、少し振り返れば現役部員数がたった1人だった時期もありました。私が一回生の時に4回生だった先輩達の頃も人数は少なく「神7」なんて世代が居たことは聞き及んでいましたが、まさか1人の時代があったことは知らず、驚くばかりでした。


なんとか復活させようとご尽力いただいたOBOGの皆様には頭が上がりません。こうして活力を取り戻したKUGCを萎ませることなく活動していきたいと思います。




posted by 京都大学体育会グライダー部 at 12:59| Comment(0) | グライダー部について

2022年11月25日

初単座!23が混んできた!?

こんにちは!3回生の大塚です!

この度、大野合宿でASK23で初単座に出ることが出来ました!そこまで苦戦することなく初単座に出ることができたのでひとまずほっとしています。
フライトの感想としては舵の効きがすごく良い!バンクの切り返しが複座機では考えられないくらいスムーズで操縦していて気持ちよかったです。離陸ではヒューズ切れに怯えながらもウインチマンが100〜110kmのジャストの速度で曳航してくれて一度も速度指示する必要がなかったのでありがたかったです。
着陸はなんといっても初めて乗る機体で初めての着陸だったので上手くいくか不安でしたが、いつも通り地面のせまり具合を見ながらフレアをかけることができ上手くいったので満足しています笑
そして着陸後にはみんなが駆けつけてくれてたくさんの京大生に囲まれて写真を撮れたので嬉しかったです。次のフライトもあるので写真は撮らないかと思っていたのですが、自分が初ソロや初21でみんなと写真を撮れていないことをピストが気を利かして写真をとってくれました。その節はありがとうございました。
また今合宿では2回生の鈴木も初単座に出ており、訓練最終日では3回生の坂本と鈴木と自分の3人でASK23に代わる代わる乗るという状況が生まれていました。
去年の今頃に先輩達が代わる代わる単座機を乗り回す姿がかっこよくとても印象的だったので、それが今自分達の代で出来ているということがとても感慨深く嬉しくもあります。
と同時に単座機が混んできて、乗るのに順番待ちをしないといけないということが起きつつもあります笑
この間までソロ10発で単座機に乗れるようになったと思っていたら気づいたらソロが16発も貯まっていて、ソロの貯まるスピードに驚いているので、早め早めに自家用の勉強をして準備万端で自家用受験をしたいです。
また技量の方でも今回は静穏でのソロでしたが、色んな風やサーマルコンディションの時でも上手く飛べるように意識的に技量向上を目指します!
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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 20:56| Comment(0) | 合宿

2022年11月24日

11月合宿5日目

KUGC Blogをご覧の皆様こんにちは!2回の石川です。

1118日〜23日に行われた11月大野合宿、別名NF合宿のピストを努めておりました。例年めでたいことが多くある本合宿、今年はどのような成果が得られたのか、ピストの視点から振り返っていこうと思います。

まずは本合宿の圧倒的成果であろうソロ・単座ラッシュ。各日の単独飛行回数/総飛行回数は次の通り。

18日 0/24

19日 7/40(初ソロ1発)

20日 13/58(初単座2発)

21日 2/24

22日 14/52

23日 雨天のためノーフライト

かくいう私自身も本合宿で1st2ndソロを達成しました!そちらについては後日別にお話したいと思います。ソロ経験をためて訓練生・ライセンシーともに、大幅な技量向上・経歴充足のできた合宿でした。

…ソロと言えば、今合宿では「ソロに出たいダンス」が生まれたようです。横風が制限値を超えているときにこの舞を踊れば風が収まるとか。ぜひお試しあれ。

京都大学体育会グライダー部さんはTwitterを使っています: 「ソロに出たいダンス×3 https://t.co/t3ZrGO8ycR」 / Twitter

複座2機に加え練習用単座機、高性能単座機総計4機が並びます。どの翼も搭乗者が多く、翼を休める暇はありません。

続きましてKUGCの未来を担うルーキー1回生ズ全員が独り立ち達成!

2日目に独り立ちした有馬。石川的推しポイントは見切れる武井(1回、左端)です。

鈴木(2回)による4回のハンドリング試験の末、5日目に独り立ちした深尾(左上)。

2人に加え野も独り立ちし、1回生は全員が一人前のR/Wワーカーとして働くことができるようになりました。各個人が全体を見れるようになり、おかげで最終日は少ない人数ながらも効率的に訓練を回せていたように感じます。

黄色の108につなぎがよく映えます。

そしてレジェンドOBさんたちが大集合!大学院生の先輩方に加え、久々にフライトもした谷一さん(写真左から2番目)からはお小遣いをいただき、この日の晩御飯はずいぶんと贅沢ができました😋

こちらは最近ご無沙汰だった4回小林さん(右)。1回松木(左)と似たものを感じます。

3日目、横風待機中の3回生たち。中央は慣れないピスト業務をいつも横で支えてくださった岸本先輩です。ピストサポートは完璧でしたが、初日夜のブログで危うくNovemberのスペルミスを犯しかけます。英語力に関しては僕のほうが上のようです。

夜中に雨が降った後の4日目の朝はドカチン大会(R/W水抜き作業)から始まりました。KUGC部員がみんなで力を合わせれば人力でも水たまりの1つや2つくらい簡単に消し去ります。(発電機の不調で電動ポンプが使えませんでした。ぴえん。)

 

いかがでしたでしょうか!大学の学祭を全日返上し、岐阜の河川敷でグライダーを飛ばすKUGCのちょっぴし変わったNFでした。またすぐに、初ソロ報告ブログでお会いしましょう。

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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 13:43| Comment(0) | 合宿

操縦教育証明 実地試験のご報告

京都大学OB/OGの皆様
グライダー関係者の皆様

久しぶりにブログを書かせて頂きます、京都大学OB1年目の辻井と申します。

この度、11/16(水)-17(木) 福井空港にて、私辻井(京大OB)と、同期の山本(阪大OB)の2名で操縦教育証明 実地試験を受験し、無事合格することができました。
教官方、部員の皆様、OB/OGの皆様のご指導、ご協力のおかげで得られた合格だと思っております。この場を借りて心より御礼申し上げます。
今回は私が教育証明を取得した経緯と、試験当日の概要を、僭越ながらお話しさせていただこうと思います。

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私は2年生の夏、京大教官である小林教官、山ア教官の勧めを受け、将来は学生教官として訓練生のサポートをしたいな、と思うようになりました。
そして2年生の秋頃に、学部4年生での教証取得を目標といたしました。初ソロや新人戦など、ライバルであり苦楽を共にした仲間・山本と教証合宿に参加し始めたのも、その頃からでした。

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教証合宿では、主に田口教官、山ア徹也教官にご指導いただきました。操縦技量・知識・人格等、教官に求められるあらゆる要素について、自分を常に見つめ直し、改善していく大切さを、徹底的に教えていただきました。
コロナで飛べない期間も約1年半ほどある中でも、オンライン会議を活用し学科の練習をする日々でした。

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教証合宿に参加し初めて約3年。
今年の10月頭の教証合宿にて、実地試験受験の経歴を充足し、教官方から受験判断をいただいて、本格的な受験準備に入りました。
実はその頃、自身の教官の資質についてかなり悩んでおり、苦しい日々が続いていました。それでも、とりあえず資格を取得してから自身の改善に努め続けよう、と割り切って、受験の覚悟を決めました。


そして気づくと試験は本番を迎えます。試験官は、私と山本の自家用実地試験の時にもお世話になった石橋試験官という方でした。不思議な縁ですね。


1日目 口述試験

僕は二番手でしたので、一番手の山本を待つ間の4時間は本当に落ち着きませんでした…。彼は試験が終わるなり、床に横たわっていました。僕も3時間半かかり、ヘロヘロになりました。
試験が始まると、まず操縦教員についての知識や考え方を徹底的に問われます。欠けている部分も多々ありましたが、自分の持つ考えは全て話しました。
そして、実際に教育する能力も試されます。3コマ学科しました。もうヘトヘトです。ミスが沢山あり、決して出来のいいものではありませんでしたが、なんとかやり切ることができました。



2日目 実技試験

出発前の確認の後、試験官を訓練生と見立てフライト前のブリーフィングを行いました。試験官はリアルに訓練生を演じ、私は教官として振る舞います。
その後はランウェイへ向かい、
1発目:デモフライト(全て自分の操作による、展示飛行)
2発目:インストラクション(試験官を訓練生と見立て、実際に操縦教育を実施)
と2回のフライトを行いました。
試験官は意図的にさまざまなミスをします。上空ではできるだけ指摘しました。

幸い天候には恵まれ、非常に穏やかな風のなかフライトすることができました。その結果2回とも落ち着いて飛ぶことができ、それなりに上手くいったと思います。

受験生のフライトが終わると宿舎に戻り、飛行後のブリーフィングです。まずは出来たところをしっかり褒め、より良くするための改善点等は3点ほどにまとめ、意欲を損ねず次の成長につなげられるよう工夫しました。
前向きなブリーフィングができると、とっても気持ちいいものですね。人に悪い点を指摘されるのは想像以上にストレスが伴うもの(特に慣れないうちは…。)。褒めることと、丁寧で前向きな指摘で、モチベーションを維持させられるような教官を目指したいです。


そして試験官から「判定は、合格と考えています」とのお言葉をいただけたとき、一気にホッとしました。勉強不足な点が多く不甲斐なさも山々ですが、なんとか合格をいただけて良かった…。山本や応援学生、教官方と合格の喜びを分かち合いました。


教証に合格はしたものの、自分はまだ48時間ほどしか飛んでいないひよっこパイロットです。操縦教員としても圧倒的に経験不足です。
今後はベテランの教官方にビシバシご指導・監督いただきながら、自身のスキルアップと安全性向上に向け邁進していきたいと思います。フライト以外の点でも、安全を管理し教育する、という立場で部を指導できるよう、訓練して参ります。
また、KUGCからのさらなる教官輩出もサポートしていきたいです。


部の後輩達の後席に座り、自分の手で空が飛べるようになっていく楽しさを共有できる日が待ち遠しいです。
KUGCが事故なく楽しく空を飛べるよう、気を引き締めて訓練に励みたいと思います。


まだまだ未熟者ですが、今後とも宜しくお願いいたします。

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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 11:05| Comment(1) | その他

2022年11月22日

後席がないって素晴らしい!













お久しぶりです。5月の初ソロ以来のブログを書きます、2回生の鈴木です。




この度は11/20に初めて単座機で空を飛ばせていただきました。機種はASK23で、僕の周りの人の多くは初単座がASK23なので、一つの節目を迎えたなあという思いです。

まずシンプルな感想として、

「後席がないって素晴らしい!」って思いました笑

やっぱり、複座機でソロに出るのと単座機でソロに出るのとでは全然感動が違います!例えるなら、「東京タワーも高いけど、スカイツリーはもっと高い!」みたいな感じですかね?(東京タワーも良いところです)

ふと振り返ってみて、後ろに無駄な空間があるのとないのとでは、全然違います。1番印象に残ったのは、上空での挙動の違いです。とにかく機体が軽い軽い。すっとバンクがついてくれて、なるほど、これは複座練習機よりもソアリングしやすいわけだと体感しました。

曳航については、「青ヒューは切れるぞ」と散々ビビってた割には、ウインチマンが上手かったのか100km前後の曳航で安定した上昇でした。

そういえば曳航中に風がめちゃくちゃ顔に当たって怖かったのを思い出したのですが、いつもそんな感じなんですかね?その時だけマスクを下ろしていたからなんですかね?

とにかくグライダー部に入って1年半での単座デビューを飾ることが出来て嬉しい限りです。

これからも来る自家用操縦士受験、京大ディスカスなどまだまだ目標は尽きませんので、精進していく所存です!


 





posted by 京都大学体育会グライダー部 at 11:01| Comment(0) | 合宿