2022年06月28日

洛風総会









こんにちは、今年度主将の3回坂本です。


 


625日に、KUGCOBOG会である洛風会の年に一度の総会が開催され、現役部員たちはオンラインで参加しました。


OB,OGの皆様におかれましては、日ごろより心強いご支援を賜り、部員を代表して心より感謝申し上げます。


現役部員たちの普段の活動の様子を少しでもお伝えできたのなら幸いです。


今回の洛風総会では、齋藤紀 GLIDER 航空技術研究所の立石昌治様との座談会も開催され、京大のSH-16S(JA2102)の話や、国内の航空機産業、学生が機体を手作りすることの意義など、興味深い内容ばかりでした。


今回はフリートークの時間は短めで、各部員は一言ずつ近況報告をするのみにとどまりましたが、次の機会には今回残念ながら参加できなかった部員も含め、OBOGの方々と交流できればと思います。


 


こんにちは


去年度主将を務めました。4年生の森です。


ついに現役も最終学年になり、4度目の洛風総会に出席させていただきました。今年度も多くのOBの皆様にお目にかかれて、大変楽しかったと共に、今後に向けて気の引き締まる会となりました。


私事ではございますが、内藤一郎杯を2年連続で受賞することが出来ました。去年から今年にかけてはコロナ、自家用、主将業務とてんてこ舞いで頑張ってたので、素直に嬉しかったです。来年は内藤一郎杯争奪部内大会を盛大に開催出来ればいいなぁと思っております。


 


 




posted by 京都大学体育会グライダー部 at 16:45| Comment(0) | その他

グラスク









初めまして。1回生の中嶋 輝です。


 


618日土曜日に、同志社大学の主催で関西圏の航空部の新入生の交流を深める場としてZoomで開催されたグラスクに僕を含む新入生4名で参加しました。初めに田渕教官の新入生に向けた講演があり、その後は交流会で自己紹介をしました。1年生4名、各々の感想について寄せ書き形式で報告させていただきます。


 


中嶋輝


田渕教官のお話はこれからグライダーを続けていく上でとても参考になりました。特に航空の世界では新人であり、教官や先輩からの忠言も素直に受け入れることを肝に命じて訓練に励みたいと思います。


交流会の自己紹介では他大学の新入生の皆さんをしれて良かったです。大学の部活であるがゆえか様々な学部や専攻、また趣味を持つ人がいて、これから広がる人間関係が楽しみになりました。かなり個人的なことを言うと僕と同郷の熊本出身の人がいたのが驚きでした。


このような場を設けてくださった同志社の先輩方、田渕教官には心より感謝を申し上げます。これからよろしくお願いします。


 


松木奏磨


 


グランドスクール(グラスク)に行ってきました(今年はZoomだったので実際には自宅だったのですが)。初めて見る顔の人も多く、少し緊張しましたが、これから一緒に活動する人たちの顔を見ることができてよかったと思います。


グラスクが始まると、まず初めに同志社の教官である田渕さんの話を聞きました。田渕さんは、これからの航空部(グライダー部)での過ごし方について、自分の目標を持つということ、周りにはそれぞれ違う目標があるということを仰っていました。他にも色々なことを教示してくださり、グライダー部で生きていくのに大切何かについて再認識することが出来たように思えます。


後半は、参加した新入生同士で自己紹介をしました。自分も自己紹介をしたのですが、あまりうまく自分の特徴を伝えることが出来ませんでした。少し悔しいです。しかし、自己紹介では、航空部には、特徴ある様々な人が所属していることが分かりました。特に、動力滑空機の免許を持っている人が印象的でした。まだ顔や名前を覚えられていない人も多いですが、これからの合宿・訓練を通して交流を深めたいと思いました。


 


東浦あや


 


グラスクでたくさんの人にお会いできてとても楽しかったです!田渕教官のお話はとてもためになるお話でしたし、以前に会ったことがある同期たちに画面越しに再会できてとても嬉しかったし、まだ直接会ったことのない同期たちや先輩方に合宿で会える日がものすごく待ち遠しくなりました!部活を通してたくさんの人に出会えることに幸せを感じました!


今回のグラスクの開催に携わってくださった教官方や先輩方、このような素晴らしい機会を設けてくださってありがとうございました。これからもっと多くのの人と関わり、グライダーの世界をもっと知るのが楽しみです。そして、田渕教官のお話を心に刻み、新人であることを忘れず、目標に向かって仲間と共に精進します。


 


武井健


 


私は大学に入学するまで、自分が空を飛ぶなんて思ってもいませんでした。今は少しずつグライダーについての知識を増やしていますが、まだまだ手探り状態の新米です。不安なことが多い自分ですが、それに負けないくらいのやる気は持っています。今回田渕教官に教授頂いた姿勢を意識し、また親睦を深めた同期たちと切磋琢磨して、はやく一人前になるよう頑張ります!


最後になりましたが、今回のグラスクを企画・運営してくださった田渕教官をはじめとする教官方、先輩方には大変ご尽力して頂きました。


ありがとうございました。


 


グライダーを通じて各々が自分の目標を達成できるように新入生一同励んで参りたいと思っています。応援よろしくお願いします。


 




posted by 京都大学体育会グライダー部 at 16:29| Comment(0) | その他

2022年06月22日

初ソロ

お久しぶりです。3回生の江河です。

このたび、6月18日、19日の木曽川合宿で初ソロに出ることができました!

 

 

今合宿でもそれまでにも、部員の仲間や教官方に大変お世話になりました。本当にありがとうございます!

 

 

今合宿ではピストを担当しました。

オーバーワーク覚悟で参加してくれた係の参加者やピスト業務をかなり担当してくれたサブピストに本当に助けられました。

 

 

一日目は雨の予報で、かなり視程も悪い状態での運航でした。雲の様子を見ながら休み休み飛ばし、結局14時過ぎには撤収となりました。この日は4発飛ばしていただきました。

 

1発目は佐野教官と搭乗。緊張もなく、ここ数回の合宿で一番平穏な心持ちでフライトしました。良かったよと言葉をいただき、天候を見ながら小休止を挟み、続けて松村教官と搭乗しました。

2発目。離陸でうまくアップが取れず、着陸でも速度がぶれ、軸線合わないままふらふらと降りて大きくロングしました。さっきは良かったんじゃないのか、なんでやとのお言葉を頂き、自分でも1発目と何が違うのか分からずフライトを整理しながらしばらくピスト業務に集中しました。

お昼休憩明け、もう1発搭乗し、2発目とは変わって離陸、上空での操作、着陸ともに上手くいき、あとフレアがもう少し早ければ完璧、もう一度飛ぼうと言われて4度目の搭乗。

ところが4発目も着陸が上手くいかず、その後すぐ撤収となりました。

 

 

宿舎でフライトをよく反省し、迎えた2日目。

1発目は松村教官と搭乗。21の機体組みを手伝っている間にサブピが教官と発航順を決めておいてくれて、朝7発目が自分の搭乗でした。佐野教官にラッキーセブンやな!と励まされ、ピストから同期や後輩がソロチェックに飛び立っていく様子を見ていると案外すぐに自分のフライトが回ってきました。離陸、上空操作、着陸と気をつける点を確認してから搭乗準備。ぽつぽつと離脱高度付近に雲があったので、雲を避けながら蛇行と旋回を繰り返してエントリーしました。ファイナルは綺麗に回り、ロングしたものの着陸操作自体は落ち着いて行えました。

 

少し空けて、2発目は佐野教官と搭乗。

出発前、ダミーブレイクが軽く頭をよぎりました。あまり意識しないようにしようと考えて離陸。上昇中に衝撃を感じ、すみやかに機首を下げました。

離脱高度240m。

落ち着いて右旋回し、土手上を目指してエントリー。ピスト横でちょうど200mとなり、課題だった第三旋回後の速度キープも完璧。相変わらずかなりロングしましたが、落ち着いて進入、着陸できました。このフライトでかなり、上手くやれるぞと自信がつきました。

 

 

すぐ行こうと声をかけていただき、後輩ソロフライトを延期してもらって自分が降りてきたばかりの333に搭乗準備を行いました。快く譲ってくれてありがとう。

後席がいないとバラストをこんなに積むのかと驚きました。

 

前に着陸した557が翼の後ろまでさがったことを確認し、準備よしとコール。順調に上昇し、400mで離脱しました。

飛んでいる間、冷静な自分がいる一方でどこかふわふわとしていて、とにかく楽しかったです。

上空のこの空間に自分しかいないのが新鮮で、フライト中ずっと笑顔が止まりませんでした。「楽しいなぁ」と二回ほどつぶやきがもれました。2機目も着陸まで発航を待ってくれていたこともあり、なんだか空を独り占めしているような贅沢な気持ちになりました。

順調に場周経路を描いて進入。軸線、ダイブの調整、フレアとうまくはまり、三度目の正直でロングすることなく着陸。今合宿で一番綺麗に着陸できたのではないかと思います。

 

 

着陸後WT側から無線でパチパチパチと無言での拍手が届きました。

 

また個人的に、カラーリングもかっこよくて大好きな京大のASK21、JA2333で初ソロに出られたのは嬉しかったです。

 

 

 

実は3月には70発に届いたものの、その後フライトが安定しませんでした。練許生ソロ中止期間の直前や解禁直後、自分がなかなか思うようなフライトが出来ない中で同期や後輩が次々初ソロに出ていく姿を見て、一合宿の中できっちりと良いフライトを積み重ねていくことが出来るのはすごいなと尊敬しました。同時に己の実力不足を痛感し、もちろんソロへの意気込みはあったものの、少し自信がない状態で参加した合宿でもありました。

 

フライトでもそれ以外でも、弱気になった時に同期や先輩方にたくさん相談に乗ってもらいました。おかげさまで自信が持てました。

 

この合宿でソロに出られて本当によかったなと感じています。

 

 

今合宿2日間を通して7名が単独飛行を行い、初ソロや2ndソロ、3rdソロ、初21ソロもありかなり実りの多い合宿になったのではないかと思います。

 

限られた発数を譲ってくれたクルーの皆さん、本当にありがとうございました。

 

佐野教官、松村教官には、今合宿でも前の合宿でも何度もアドバイスをいただき、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

 

 

1回生の頃からのひとつの大きな目標を達成できてとても嬉しいです。これからも、周りの人や飛ぶことができることに対する感謝を忘れずに、良いフライトを積み重ねていきたいです。次の目標に向けて頑張ります!

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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 13:04| Comment(0) | 合宿

初ソロ


 こんにちは、京都大学体育会グライダー部3回の坂本和樹です。ご報告が遅くなりましたが、る3月25日に初ソロフライトをさせていただきました


 KUGCは3月21日から岐阜県の大野滑空場で合宿を開催し、私は規定の総発数70発まで後3発というコンディションで合宿入りしました。ところが、合宿前半は天候に恵まれず、宿舎で教官に学科をしていただくなどで時間を過ごすことに。後半3日の勝負となりました。

 まずは規定の回数を満たすためにフライトをして、いざソロフライトを目指そうとすると、軸線合わせに苦戦。まずは左にずれ、今度は右にずれ、辻埜教官に「次は真ん中だな(笑)」と言われたのをよく覚えています。第4旋回を開始するポイントを手前に設定して、浅いバンクでゆっくりと旋回することで、なんとか軸線合わせを安定させることに成功。と、思えば今度は引き起こしのタイミングがずれてと、一つできるようになれば他の何かが出来なくなるというのを繰り返し、初ソロまで後一歩届かないところで足踏みをしたまま、3月24日までの訓練が終了しました。誰に聞いたのだったか、機体に感謝を伝えるといいらしいというなんの根拠もない情報をもとに、使用機体の京大21(JA2333)をトレーラーに格納する直前に、ノーズのあたりに手を当てて「明日もよろしく」と声をかけました。

 そしてついに合宿最終日の3月25日を迎えました。京大の春休みの合宿はこれが最後で、4月には新歓合宿が控えているため、なんとしてもこの合宿中に初ソロに出たいという気持ちで臨みました。

 当日は天候も良く、風も穏やかというソロ日和でした。まず1発目に辻埜教官とフライト。上昇や離脱、上空での科目は問題なく、場周経路に入って場周コール。前日の夜のイメージフライトが効いたのか、軸線合わせは問題なく成功。フレア開始が少し遅れてソロチェックは通らなかったものの、手応えを感じるフライトができました。条件が変わらないうちにピストが搭乗順を入れてくれたので、すかさず辻埜教官と2回目のフライト。今度は1回目の反省を活かしフレアも問題なく成功!辻埜教官からのOKもいただき、今度は松本教官とのダブルチェックに挑みました。松本教官に同乗していただくのは実はこの時が初めてで、少し緊張しながら搭乗。このフライトはダミーブレイクで、290mくらいで離脱、右旋回ですぐに場周経路に向かいました。少し狭めの場周幅となりましたが、無事にランディング。ダブルチェックも通り、機体から降りた時に松本教官から「そしたらお前、行ってきなさい」と言われました。ついにソロに出れる!という嬉しさと、喜ぶのはまだ早いという気持ちでしたが、松本教官に「言葉が軽いから気をつけなさい」と指摘されたので嬉しさが隠せていなかったのかもしれません(笑)。

 いよいよソロフライト。教官一人分軽いせいか、機体が普段よりふわふわ飛ぶ感覚がありました。一人で飛んでいるという事実に興奮しつつ、普段なら上空で話し相手がいるのに、話しかけても誰も返事をしてくれない寂しさを感じたのがよく印象に残っています。余裕を持ってCPに向かい、松本教官のアドバイス通り第3旋回、第4旋回も高めに通過。最終的にはロングになりましたが、無事地上に生還できました。先日2nd、3rdソロにも出ましたが、やはりソロフライトは楽しく、ライセンス取得を改めて目指したくなる良い経験になりました


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posted by 京都大学体育会グライダー部 at 10:19| Comment(0) | 合宿

2022年06月21日

初21ソロ









こんにちは、3回生の大塚陸です。


 


この度木曽川合宿で初21ソロに出させていただきました!今回はこれまでを振り返りながら感想を書かせていただきたいと思います。


 


実は今回のソロは3月に133rdソロに出た以来の久しぶりのソロとなりました。木曽川に21しかない時が多く、なかなか21の着陸に慣れることができず長い間苦戦していました。そんな中で同期や後輩が21でどんどんソロ出ていく姿を見て焦っていましたが、なんとかソロチャンスをものにでき、無事21でもソロに出ることができてホッとしています。


 


13では進入中に機首を抑えながらダイブを開いていく一方で、21では機首をそこまで抑えずにダイブを開いていけるという違いからパス角判断を初め、21の着陸に苦戦していたのですが、苦戦した分パス角についてかなりわかるようになり、21にも少しは慣れることができたかなと思うので、ここからは途切れることなくどんどんソロを貯めていき、次は単座に乗った時にまたすぐこのブログに現れたいと思います笑。


 


また個人的に京大の333で初21ソロに出られたことと、初めて同期の坂本のウインチでソロに出られたのがかなり嬉しかったポイントです。


 


そして今合宿では


同期の江河の初ソロ


同期の坂本の3rdソロ


後輩の松谷の2ndソロ


もあったりと、成果てんこもりのやっていてとても楽しい合宿でした!


と同時にうかうかしていると後輩たちに抜かされかねないので、より一層頑張ってKUGC全体で切磋琢磨し合い、技量を高めあっていこうと思います!!




posted by 京都大学体育会グライダー部 at 23:17| Comment(0) | 合宿