お久しぶりです、数ヶ月ぶりのブログとなります、2回の鈴木と申します。
この度は大野滑空場で初ソロに出させて頂きまして、ブログを書かせて頂きます。これまでご指導下さった教官方、合宿の運航を支えて下さった訓練生及びOBの皆様には感謝を申し上げます。
京大グライダー部に入った時、先輩方の話を聞いているうちに1回生中に初ソロに出ると決心したのも束の間、すぐにコロナで訓練が出来ない期間に突入し、ずっと歯痒い思いをしてきました。10月から訓練が再開するや否やひたすらグライダーに打ち込み、今に至ることを考えると感慨深いものがあります。
チェックフライト1発目
このフライトは山ア教官に乗って頂きました。上空は静穏な空で比較的飛びやすく、離脱してからランディングに至るまでスムーズな操縦が出来ました。
チェックフライト2発目
このフライトでは松村教官に乗って頂きました。1発目のすぐ後に呼ばれたので、「もしや、、、」と思いながら搭乗準備をします。そして「出発、出発!!」の掛け声と共に一気に加速、、、
「パチン💥」
やはりきました、ダミーブレイク!
咄嗟に機首を抑え、離脱高度を見ると、何と220m!意外と低い!
とはいえ想定は地上で何度もしていたので、そのままライトターンし、ダウンウィンドを狭めて小場周で帰ってくることが出来ました。
グライダーから降りる瞬間に教官から一言「ソロの準備をしろ」
遂にこの瞬間が来たかと胸が熱くなりましたが、あくまでも平静を保ってデブリを終え、ソロの準備をします。
ソロフライト
みんなの視線を一身に浴びる中、搭乗準備。教官からは「いつも通り飛べ」と言われ、送り出されました。いつもはいくらか教官と喋ってから「準備よし」をかけるため、話し相手がいないとこんなにも違うものかと感じたものです。曳航を待っている時間が1番長く感じました。次の瞬間、背中に圧が掛かると同時にそんな緊張は吹き飛び、いつも通りのイメージでグライダーを操縦することが出来ました。しかも上空には+0の場所がチラホラ点在し、チェックフライトよりもソロフライトの時間の方が長くなってしまいました笑
極め付けは着陸です。90キロを切らないようにアプローチし、徐々にダイブを開いていき、、、フレア、、、
なんと指定地にピッタリと降りることが出来ました!
このソロフライトは一生忘れることはないでしょう。
以上が私の初ソロ体験記でした。
今後もしっかりとソロフライトを積み重ねていって、自家用操縦士免許を取れるように頑張っていきたいと思います。
改めて、関わって下さった皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
同期一同との集合写真
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 00:23|
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