こんにちは、2回の南です。
NF裏合宿3日目(11/24)についてレポートします。
前日のウェザブリではお昼頃から南風が吹く予報が出ていましたが、
朝は静穏で、いわゆるソロ日和でした。
今回ぼくはピストを務めていたので、朝はピストカーの設営をし、
発航順について確認しました。
8:30頃に朝のミーティングをし、無線の使い方について注意喚起した後、
訓練を開始しました。
以前木曽川でサブピを務めたことはありましたが、大野だとOGC会員の発航や体験搭乗など
考えることが多いため、木曽川とはまた違った難しさがあります。
それでも初めに比べればだいぶ落ち着いてまわすことができました。
ぼくは朝9時に飛びました。エアボーン直後のアップのテンポが少し早いことと、
アプローチ時の引き起こしが遅いことの指摘を受けました。
11時過ぎに2回目のフライト。離陸初期のアップはよかったのですが、
今度は引き起こしが早すぎました。
12時前に3回目のフライト。フレアの時に、機首が右を向いてしまいました。
初ソロが漸近線のように思えてきました。
昼休憩のとき、背風成分が多くなり、ピス交しないといけないかな、と
思いましたが、訓練再開前にはまた弱くなり、北向き発航を続けることになりました。
午後は京大ディスカスや大野の10GCで少し滞空する人もいましたが、最長が24分と、
大きな条件はなかったようです。
14時半ごろ、4回目のフライト。拙いながらも、なんとかソロチェックを通る。
15時、5回目のフライト。教官によるダミーチェック。
ちょっとびっくりしましたが、すぐに操縦桿を前に倒し滑空姿勢に入れ、
場周に入りランウェイに戻る。
そして15時14分。6回目のフライト。初ソロに出ました。
地上にいるときから緊張なのか感動なのかよく分からないドキドキで
半泣き状態でした。
上空では、よく言われる「ふわふわした感じ」を味わいました。
ランウェイの北西をくるくる飛んだあと、いつもの学校から場周に入り、
「第3旋回」をし、ファイナルターン。
速度抜けしないよう気を付けながらアプローチ、引き起こし、タッチダウン。
地上に降りると涙がこぼれました。何の涙なのかは自分でもわかりません。
非常に思い出深いフライトとなりました。ですがこれはゴールではなくスタート
なので、今後とも精進します。
16時過ぎに最終発航。この日の総発数は61発でした。
(途中索切れがあり、しばらく単索発航をしていたので、奇数となっています)
今回ぼくは初のピストでしたが、合宿運営により主体的に関わることにより、
空を飛ぶということは大勢の人の力で成り立っているんだということを強く実感しました。
ピスト業務は楽ではありませんでしたが、辛いともあまり感じませんでした。
効率よく発数をまわし、みんなに実りある合宿が運営できるよう、今後も頑張ります。
posted by 京都大学体育会グライダー部 at 12:02|
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